阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で8月28日より、「阪神の東北6県物産展」が開催される。
東日本大震災以降、「東北の元気をアピールしたい」と毎年開催する同催事。「現状は完全な復興とは言えず、現地に足を運んでいただくことでその一助となるのでは」と観光PRイベントも同時開催する。
会場には、地元で人気の店や話題の店など、ご当地グルメ約60店が出店。昨年好評だった「ご当地麺&ご当地めし」では、青森・長尾中華そば「あっさり煮干し中華そば」(701円)と福島・井戸川商店「なみえ焼きそば」(525円)が初出店。昨年人気を集めた岩手・ぴょんぴょん舎の「盛岡冷麺」(901円)、秋田・秋田比内や「比内地鶏親子丼」(1,050円)、弁当では、宮城・利久の「牛たん弁当」(1,365円)、山形・新杵屋の「牛肉どまん中」(1,101円)が並ぶ。「あっさり煮干し中華そば」と「比内地鶏親子丼」は催場内の「お食事処」で提供。そのほかのメニューもイートスタンドで食べられる。
イートスタンドで出来たてを食べられる「立ち食いグルメ」では、下味を付けた牛バラ肉と大量のタマネギを炒めた青森・道の駅 奥入瀬の「十和田バラ焼き」(501円)や、山形・琥珀(こはく)堂の「米沢牛コロッケ」(294円)、三陸産のイカやゲソを特製のたれで焼く岩手・平野屋の「いか串焼き」(420円)などを提供。奥入瀬の源流水で仕込んだ地ビール「奥入瀬ビール」(400ミリリットル=501円など)とともに屋台気分で楽しむことができる。
アワビ・ウニイクラなどを使った「海のご当地めし」や、笹(ささ)かまぼこ、ギバサ、玉こんにゃくなどのソウルフード、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で話題の三陸鉄道グッズや「久慈まめぶ汁セット」(525円)なども販売。初日は三陸鉄道のアテンダントも来場する。
初日の開店時には、6県の温泉旅館のおかみと宮城県の「むすび丸」や秋田県の「スギッチ」など、各県のゆるキャラがお出迎え。地元を知り尽くすおかみたちが各県の魅力を語る観光案内イベントも開催する。
同店広報担当の佐藤陽介さんは「阪神に足を運んでいただいておいしいものを食べながら東北の現状と魅力を知っていただき、東北に足を運んでいただけるような催事にできれば」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。9月3日まで。