阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で8月7日より、60年代から70年代のグループサウンズやフォークを特集する「'60s-'70s 阪神ミュージックジャンボリー」が開催される。
年2回、「中古&廃番レコードセール」を20年にわたり開催する同店。開催ごとに売り上げを伸ばしている名物催事で、今年は団塊の世代の定年がピークを迎えることから、「そうした層の方々に楽しんでいただける企画を」と初開催する。
「中古&廃盤レコード・CDセール」では、キングコング、名曲堂阪急東通店などの関西の専門店に加え、関東や愛知、富山など全国から有名店、個性派店が15店出店。「ウッドストック出演アーティスト特集」「日本のグループサウンズとフォーク特集」など、60~70年代のフォーク、グループサウンズ、ロックの名盤など約6万枚を一堂に集める。
ライブステージでは、ばんばひろふみさんのラジオ番組公開収録と「いちご白書をもう一度」などを披露するミニライブを今月7日に開催。11日にはシモンズの田中ゆみさんのライブがあるほか、下園弘明&フレンズのフォークライブ、講談師・旭堂南陽さんとジャズバンドによる「60年代講談DJ」など、各日3~5ステージを予定する。
「アコースティックギターショップ by三木楽器」では、初心者用からビンテージギターまで、2万円~200万円のギター約60本を販売。「ヤマハ四天王」といわれた1975(昭和50)年発売のL51、L52、L53、L54も展示する。
「4畳半(4 1/2)Book shop」では、当時の四畳半を再現しながら「ガロ」「宝島」などをはじめ、音楽や映画、演劇、デザイン、美術関連の古本を集積。「フォークジャンボリー」「春一番」「ロック合同葬儀」など、音楽史に残るイベントやグループを撮影し続けている写真家・糸川燿史さんのミニ写真展やスライドを使ったトークショーも開く。
広報担当の竹下諭さんは「ばんばさんやシモンズの田中さんのライブはもとより、そのころの写真を撮ってきた写真家・糸川さんの写真展示や講談師・旭堂南陽さんによる、その時代の出来事と音楽を紹介する講談DJなど、さながら大人の文化フェスのような感じを楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。今月13日まで。