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ディアモール大阪で「さくらんぼの種吹きとばし大会」-飛ばすコツも

「第28回全国さくらんぼの種吹きとばし大会」ポスター

「第28回全国さくらんぼの種吹きとばし大会」ポスター

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 ディアモール大阪(大阪市北区梅田1)ファッショナブルストリートで5月19日、「第28回全国さくらんぼの種吹きとばし大会」大阪大会が開催される。主催は山形県寒河江(さがえ)市。

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 1986(昭和61)年、当時の市職員らが「寒河江にサクランボ狩りに来てくれた人を楽しませるイベントができないか」と考え誕生した同大会。同市で毎年開催してきたが、2011年の東日本大震災発生以後サクランボ狩りに訪れる観光客が激減したため、同大会が行われる時期に全国キャンペーンを行っている。大阪大会の開催は2回目。今年は過去最多の11カ所でキャンペーンが行われ、6月16日に本大会が行われる。

 種を遠くに飛ばすコツについて、同市さくらんぼ観光課の猪倉秀行さんは「ポイントは5つ」と話す。1つ目は、「舌を筒状に丸め、種をピストルの弾のように込めてそこに肺活量すべての息を一気に吐き出すこと」。2つ目は、「果肉を完全に取り去ること。実が残っていると、着地してから転がらないので距離が伸びない」。3つ目は、「体全体を使う。後ろにのけぞり、体全体で前へ吹き飛ばすこと。発射角度は30度」。4つ目は「運。種の形によって着地してからの転がり方が違う」。最後は「風向き」。大阪大会会場は屋内だが本大会は屋外のため、風向きが影響するという。

 現在の記録保持者は山形市在住の30代男性で、最高記録は23.05メートル。第24回大会開催時に自身の持つ記録を塗り替え、以後記録は破られていない。

 開催時間は10時30分~と14時~。各回先着250人。参加無料。優勝者1人にサクランボ1キロを進呈する。

 同キャンペーンに関連して今月15日~20日、「よしもと47ご当地市場」(大阪市中央区)では「やまがた寒河江フェア」を開催。サクランボをはじめとする名産品を販売するほか、18日には、よしもと芸人も多数参加する「さくらんぼの種吹きとばし大会」を開催する。

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