中之島中西部(大阪市北区中之島2丁目~5丁目、福島1丁目~2丁目)で4月1日、アートと音楽をテーマにした文化イベント・中之島ウエスト「春ものがたり2013」が始まった。主催は中之島ウエスト・エリアプロモーション連絡会。
朝日新聞社、朝日ビルディング、ダイビル、京阪電気鉄道など7社で昨年8月に発足した同連絡会。中之島西部エリアへの来街客誘致や地域活動の活性化によるにぎわい創出に地元企業らが合同でプロモーションに取り組む。昨年12月には、水と光のエンターテインメントプログラム「冬ものがたり2012」を開催した。
京阪電気鉄道、中之島高速鉄道が昨年も開催したアートイベント「キテ・ミテ中之島」は「駅からはじまるアートイベント」をテーマに、「文化・芸術の地 中之島」のイメージ発信を目指す一般参加イベント。「中之島」「バラ」「水辺」をテーマに、絵画部門、ちびっこお絵描き部門、川柳部門の3部門で作品を募集し、5月25日から京阪電車「中之島」駅構内などで応募作品とアーティスト作品をコラボレーション展示する。講師のアドバイス付きスケッチ体験やバラのソムリエと同行する「バラ鑑賞ウオーク」、中之島各駅の魅力を建設当時の担当者が案内する「エキ探検ウオーク」などの参加者も募る。
フェスティバルホールのオープンを控える中之島フェスティバルタワーでは、大階段でステージを披露する「中之島ミュージックフェスティバル2013春」を開催。今月6日には大勢のシンガーが階段を埋め尽くし披露する「寺尾仁志with human note」、同7日には関西ジャズ界の重鎮「大塚善章スペシャルユニット」が各2ステージを披露する。入場自由。
5月5日・6日には、朝日放送が番組コラボフードの販売やトークショー、音楽ライブステージ、アナウンサーカフェなどを展開する「MaiDOほたるまち!」を展開。今月20日には、ダイビルでワークショップやライブペインティングを展開する「エガオ×こども×中之島」を開催する。期間中、チラシ提示でサービスを受けられる「春ものがたり2013クーポン」も実施。
連携事業では5月5日・6日、大阪シティクルーズの「春ものがたり2013クルーズ」を開催。電気推進船「あまのかわ」で中之島の水辺の景観を楽しむクルーズを運航する。料金は、大人=1,000円、子ども=500円。
事務局の糸川みちるさんは「4月10日に音楽の殿堂・フェスティバルホールが開業するので、文化的な時間を過ごしていただける中之島を紹介したい」と話す。
イベントは5月6日まで。