NU chayamachi(大阪市北区茶屋町)で現在、デニムの特別販売やジーニストコンテストを展開する「茶屋町デニムフェスタ2012」が開催されている。
昨年、茶屋町のナンバーワンジーニストを決定する「茶屋町ジーニストコンテスト」やデニムを使ったワークショップを初開催した同イベント。「商品の販売もあれば…」などの声を受け、今年は規模を拡大して開催している。
2回目となる「茶屋町ジーニストコンテスト」では、今月15日~17日にストリートスナップの撮影を行い、720人がエントリー。10月2日までホームページ上で一般投票を受け付けており、同6日には一般投票で選ばれたファイナリストがステージに登場。グランプリを決定する。ファイナルステージには「くまモン」「らいよんチャン」のゲスト出演も予定。
同館3階特設会場には、ローカルデニムを集めた「ご当地デニムショップ」がオープン。一点ものの光沢のあるデニム商品を販売する福岡の「ALL MY LOVING」や、スタンダードな商品と逆の「左綾」の生地の商品も作る岡山の「グラフゼロ」、秋田の「能代七夕ジーンズ」、宮城の「キャノラインジーンズ」、大阪の「ステュディオ・ダ・ルチザン」、高知の「isa(イサ)」の商品が並ぶ。多くは関西に店を構えていないため、実際に商品を見たいと訪れる人もいるという。
雑貨では、オーダージーンズの「デニムマッドネス」(大阪市西区)が同企画のために製作したボックスティッシュカバー(2,000円)、M・Lサイズはひもを取り付けてトートバッグにもできる「デニムクラッチバッグ」(S=2,500円、M=3,500円、L=4,500円)を販売。デニム生地を使った一点もので、「色の組み合わせなど選ぶ楽しさも味わえる。同じものが二度と手に入らないかもしれない限定感も魅力」と、同展の企画・制作を担当するバウコミュニケーションズの井口昌紀さん。
会場では、ブルーデニムの分野で国内シェア50%を占めている「カイハラデニム」の製造工程を紹介する展示やムービー上映も行う。同社がデニムを提供し、12人のアーティストが制作したアート作品も館内各所に展示。今月29日13時からは、フォトフレームにデニムでデコレーションを施すワークショップも予定する。参加無料。定員は先着100人。
特設会場の営業時間は11時~21時。10月8日まで。