「ドン・キホーテ梅田本店」（大阪市北区小松原町、TEL 06-6360-6121）の改装・増築工事が終わり、3月30日にグランドオープンする。

ビデオメッセージで登場した理子さんに驚く石田純一さん

　昨年6月のオープン時は売り場面積864.7平方メートル、1階のみの営業だったが、今回の改装・増築で2階、3階もオープン。売り場面積はこれまでの約3倍、2580平方メートルになった。

　立地に合わせ1階にはビジネス関連商品を集結。シャツ、ネクタイ、スーツ、シューズ、アンダーウエアなどのメンズ衣料品、ビジネスバッグ、キャリーバッグ、レディス衣料、バッグ、レッグウエアなどをそろえる。正面入口近くには、スマートフォンケースなど携帯パーツ売り場を、エレベーター側入口にはAKB48オフィシャルショップを設ける。

　2階は、玩具、輸入菓子、医薬品、生活家電、パーティーグッズ、コスチューム、食料品などを販売。「付加価値のある美容家電に力を入れた」と大阪支社支社長の町田悟史さん。3階には、ロレックス、オメガ、エルメス、フランク・ミュラーなどの時計、シャネル、ルイ・ヴィトン、グッチ、コーチなどのバッグ、財布、サングラス、香水、高級酒などをそろえる。屋外部分には自転車やアウトドアグッズなども。町田支社長は「年商80億円、1日1万人の来店を目指す」と意気込む。

　29日にはグランドオープン記念イベントが行われ、俳優の石田純一さんがゲストで登場。「遅くに子どもができたので、いつまでも若々しくいられるよう自慢のパパスタイルで来た」と細身のスーツで登場した石田さんは「パーティーが多く、コスプレ用品を買うのはドンキが一番」といい、サプライズビデオメッセージで登場した妻の東尾理子さんは「ドンキは品物が豊富で好き」などとメッセージを寄せた。

　その後、演出家のテリー伊藤さんがメッセージビデオで登場。1階ピロティーに登場した巨大石像オブジェのネーミング公募を発表し、石田さんによる除幕式が行われた。石像オブジェは「大いなる時の流れと偉大なる文明」をテーマに、「アンコール・ワット」をモチーフにしたもの。数分に一度目が光り煙を吐き出す。隣には琉球列島のサンゴ礁の海を再現した巨大水槽を設置し、梅田の新たなランドマークとなることを目指す。

　ネーミングの応募期間は3月30日～5月7日。テリー伊藤さんを審査委員長に迎え審査を行う。採用者にはドン・キホーテ商品券10万円分を贈る。

　グランドオープンは3月30日10時を予定。