阪神梅田駅で「えべっさん」PRイベント-トラッキー熊手の配布も

1月8日~11日「えべっさん号」に掲出されるヘッドマーク。駅長は「えべっさん号に乗ってえべっさんに行き、たくさんの福を持って帰ってほしい」と話した。

1月8日~11日「えべっさん号」に掲出されるヘッドマーク。駅長は「えべっさん号に乗ってえべっさんに行き、たくさんの福を持って帰ってほしい」と話した。

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 阪神電気鉄道(大阪市福島区)は1月7日、阪神梅田駅東改札口前で「十日えびす」のPRイベントを西宮神社と共同で開催した。

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 今回で2回目となる同イベントは、十日えびすの概要説明から始まり、淡路人形座による「えびす舞」が披露された。「えびす舞」は、人形浄瑠璃発祥の地とされる淡路島に訪れ、えびす様の信仰を広めた西宮の百太夫を人形遣いたちが崇め、奉納するもので、一体の人形を3人の黒子が操る。えびす様が人々の願い事や商売繁盛を肴に酒を飲み、酔っ払って船に乗り鯛を釣るという縁起のいいストーリー。最後に大きな鯛を釣るシーンでは、拍手が沸き起こった。

 えべっさんにまつわる文化や参拝の作法を紹介した後は、西宮神社の巫女(みこ)が、梅田駅の駅長に「えべっさん」をデザインした電車のヘッドマークを贈呈。8日~11日、このヘッドマークを掲出した「えべっさん号」が14列車運行される。

 イベント終了後には、えべっさんとともに阪神タイガースのキャラクター「トラッキー」と「必商祈願」とかかれた札が配された、オリジナルの熊手を配布した。

 全国で約3,500あるえびす神社の総本社である「西宮神社」では、1月9日~11日の3日間、商売繁盛を祈願する「十日えびす」が執り行われ、約800の屋台が出て、3日間で約100万人の人出でにぎわう。

淡路人形座による「えびす舞」(関連画像)阪神グループ

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