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阪急百貨店フードサイト「阪急味さんぽ」、リニューアルで売り上げ伸ばす

7月に始まった新コンテンツ「あずさが行く!! デパ地下グルメうまいもの調査隊」

7月に始まった新コンテンツ「あずさが行く!! デパ地下グルメうまいもの調査隊」

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 阪急オンラインショッピング内のフードサイト「阪急味さんぽ」が4月1日のリニューアル以来、売り上げを伸ばしている。

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 これまでギフト商品や頒布会商品を中心に扱ってきた同サイト。「実店舗にこれだけ売るものがあるのだからオンラインショップでも販売しよう」と、阪急百貨店うめだ本店に出店する81ブランドから2000点を選び、新規コンテンツ「阪急グルメストリート」として追加した。同コンテンツでは、「生鮮食品」「総菜」「洋菓子」「和菓子」「銘店の味」「コーヒーや紅茶、和洋酒」など商品ジャンルから探せるほか、「売り場を歩きながらショッピングを楽しんでいるように」と、フロアマップからブランドを選べるようにした。

 リニューアル後のサイトでは、シーン別のインデックスも用意。贈り物では「ちょっとした手みやげに」「子どものいるおうちに」「『初めまして』の手みやげ」「外国人の友だちへ」など12のシーンを想定。自宅用商品では「大人の買い食い」「ワインを愉しむ時間に」「一日家から出ない日のごはん」「来客は、Dearお姑」など15のシーンを想定し、売り場で店員に尋ねるような内容をそろえた。そのほか「帰省みやげ特集」、旬の果物を紹介する「旬なんです!」、「冷やして飲みたいワイン特集」など、季節に応じた特集を組み商品を紹介する。

 7月からは新コンテンツ「あずさが行く!! デパ地下グルメうまいもの調査隊」がスタート。企画、構成、編集、出演全てを社員が行う動画コンテンツで、利き酒が得意な27歳の「あずさ」が、うめだ本店のデパ地下でさまざまな商品を実食しリポートする。サイトからは、リポートしてほしい商品をリクエストすることもできる。

 同サイトはリニューアル後、4月=昨年比135.8%、5月=同119.1%、6月=同140.7%、7月=126.0%と、売り上げを伸ばしている。ネット事業統括部の古田文彦さんは「売り場では決まったブランドに行く方も多いと思うが、ネット上でいろいろなブランドを見ていただき新しい発見をしていただければ」と話す。

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