阪急百貨店は来年2月1日、梅田の商業施設「HEP NAVIO」(大阪市北区角田町)内に「ナイスガイ メイキング」をコンセプトにした日本最大級のメンズ館を開業する。
約50億円を投資する同館は、地下1階から地上5階までの6フロア。売り場面積は約1万6,000平方メートルで、現在のうめだ本店紳士服売場の3倍の広さになる。1階には世界初となる「ブルガリ」のメンズオンリーショップをはじめ、「ルイ・ヴィトン」「ティファニー」などのメンズストアが出店し、2階にはCMやファッション誌で人気のスタイリスト、野口強さんがプロデュースするクリエーターズゾーンが登場する。
3階には、ブックディレクターの幅允孝さんと企画プロデューサー中村貞裕さんの共同企画による「ブックストア&カフェ」を開く。「いいオトコのライフスタイル」をテーマにセレクトした本や雑貨が並び、ワインやエスプレッソとともに楽しめる。地下1階では、「究極のオトコ磨き」をテーマに、グルーミングやネイルサロンなどのサービス、シュウウエムラプロデュースのサプリメント「イムダイン」を西日本初導入する。
そのほか、オトコの着物専門店で話題の「銀座もとじ」の初出店や、雑貨コーナーにBOSEのデジタルミュージックショップを併設するなど、幅広い客層のニーズに対応する。
「あらゆる世代に通底する『正統派』『知的』『最先端』の3つのいい男をイメージ」してMDを行う同館は、「世界のファッションをリードするデザイナーズブランドを集め、広域からの集客を図る」(同店)という。