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梅田で被災地障害者施設を支援-授産品販売店「ミンナDEカオウヤ」

「ミンナDEカオウヤ」店内の様子

「ミンナDEカオウヤ」店内の様子

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 東日本大震災で被災した障害者福祉施設の授産品を販売する店舗「ミンナDEカオウヤ」が5月25日、梅田スカイビル(大阪市北区大淀中)地下1階飲食店街「滝見小路」内にオープンした。運営は、福祉事業所支援、障害者雇用支援を手がけるインサイト(大阪市西区)。

人気の木製はし置き

 被災地の障害者福祉施設から、「活動拠点がなくなり作業ができない」「製品作りはできるが販売ルートがなくなり、売り上げが確保できない」などの声が上がっていることを受け、障害者支援に関わりのある7団体が「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトを発足。被災地以外の都市部で授産品を販売する店をオープンし、生活・就労支援を行う。

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 発足後に参加した長野の障害者支援事業所「クロスロードあおき」は、設備がなくなり作業できなくなった施設に対し、大掛かりな設備がいらない発砲入浴剤「バスボム」を被災地の施設で製造できるよう、無償で研修するという。湯原正行所長は「この商品を福祉施設に製造依頼するのは初めて。義援金以外にも支援できることがあるとプロジェクトに加わった」と話す。

 店舗では、宮城、岩手、青森、山形などの約30事業所から仕入れた商品を販売。クッキーやキャラメルなどの菓子類から雑貨、民芸品まで幅広い商品を扱う。中でも動物をかたどった木製の箸置き(100円)や、宮城県登米地方に伝わる食材「油麩(あぶらふ)」(400円)、レトルト食品の「油麩丼」(400円)などの人気が高いという。店内中央の柱には来店客が書いたメッセージを貼り付けるスペースがあり、店舗奥には被災地からのメッセージや情報を閲覧できるコーナーも設ける。

 滝見小路内の5店舗と空中庭園の1店舗では現在、同プロジェクトとコラボレーションした「油麩丼フェア」を開催。うどん「和佳葉」の「油麩うどん」(600円)や、日本料理「みやけ」の「油麩 柳川鍋仕立て」(650円)、中国料理「燦宮」の「牛バラ肉と油麩の広東風煮込み 温玉添え定食」(1,000円)、焼酎居酒屋「呑気放亭」の「油麩と完熟トマトのビー麩グラタン」(750円)など、それぞれ趣向を凝らしたメニューで登米市の障害者福祉施設で生産された油麩の消費拡大を図る。提供時間、限定数量は各店により異なる。8月8日まで。

 「ミンナDEカオウヤ」の営業時間は11時~18時30分。月曜定休。8月31日まで。

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