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阪神食品館「デパハチ祭」始まる-エーデルワイス、復刻ケーキ限定販売

45年前のレシピを基に復刻したエーデルワイスのケーキ

45年前のレシピを基に復刻したエーデルワイスのケーキ

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 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)8階催場で10月26日、新企画物産展「阪神食品館デパハチ祭」が始まった。

好みの海鮮丼が作れる「さかな屋の寿司」

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 地下1階食料品売り場「阪神食品館」を「いかにアピールするか」を考え初企画した同催事。地下のスペースでは実演販売や飲食スペースに限界があるため、「できたてを楽しんでいただくのが催しの楽しみ」(フード販売サービス統括部の奥野和男さん)と、人気店の別ブランドやイベント限定メニュー、バイヤーが力を入れたコラボ商品など、通常扱っていない商品や復刻商品も集め、「食の阪神」をアピールする物産展を企画した。

 関西洋菓子の老舗「エーデルワイス」は、当時から在籍するパティシエを中心に45年前のレシピを基に10種類のケーキを復刻。パイでスポンジと生クリーム、フルーツをサンドした「エーデルワイス」(368円)、チョコレート生クリームを使い、バナナをサンドした「ショコラデントルテ」(399円)、モカ風味のバタークリームとスポンジの「モカロール」(315円)など、当時の人気商品を店頭に並べる。「催事の情報を聞き、どの商品が復刻するのかなど昔のお客さんから問い合わせもあった。懐かしいと楽しみにしてくれている人も多い」と同店担当者。

 今年3月のリニューアルで登場した「ニューミュンヘン」では、1日約200キロを販売するという空揚げ(100グラム310円~)を販売。「フランクフルト」(1本451円)、「自家製ザワークラウト」(100グラム301円)などと共に「神戸大使館ビール」「港神戸ヴァイツェンビール」(350ミリ、各601円)も提供し、イートスタンドでできたての料理とビールを楽しめるようにした。

 鮮魚売り場「阪神髭定」の刺し身が食べられる「刺し身バー」では、「キハダマグロ」「ハマチ」(以上315円)、「カンパチ」「トリ貝」「ヒラメ」「本マグロ」(以上525円)など11種の刺し身と利き酒師が選んだ吟醸酒(525円~)をカウンターで提供。「さかな屋の寿司」では「真イカのピリ辛あえ」「ロブスターのマヨネーズあえ」「ずわいがに」「ネギマグロ」「イカ明太子」など13種の中から好きな具材を選び、好みの海鮮丼を作ることができる「めっちゃ丼」を販売する。

 明太子「やまや」では、「明太子屋のつくる明太パスタ」(840円)、グラスワイン(315円~)を提供するパスタ&ワインバーを開店。かまぼこの「大寅」では、若い人にもかまぼこに親しんでほしいと魚のすり身でパンをサンドした「とらサンド」(1枚201円)を販売。「カリカリベーコン」「チーズ&チーズ」など5種類の味をそろえる。阪神名物「いか焼き」では、「まつたけいか焼き」(189円)などの限定商品も販売する。

 菓子類では、11種類のフレーバーをそろえる柿の種専門店「かきたねキッチン」、京都限定スイーツ「茶の菓」を特別販売する「マールブランシュ」などに朝から列ができている。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。11月1日まで。

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