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大阪市中央公会堂で「咲くやこの花芸術祭」 喜劇版「大奥」など上演

「女芸人たちの『大奥』」の桂米團治さん(中央)と桂あやめさん(左)、めぐまりこさん

「女芸人たちの『大奥』」の桂米團治さん(中央)と桂あやめさん(左)、めぐまりこさん

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 大阪市中央公会堂(大阪市北区中之島1)で12月2日・3日、大阪の演劇や舞踊、大衆芸能などを楽しめる「咲くやこの花芸術祭」が開かれる。

「咲くやこの花芸術祭2016」

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 「咲くやこの花賞」受賞者を中心に構成する同祭。1983(昭和58)年度に大阪市が始めた同賞は、将来の大阪文化を担うおおむね40歳以下の芸術家に贈られる。「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門があり、これまでの受賞者は160組を超える。

 同祭は、今年で7回目。気軽に質の高い芸術文化を鑑賞してもらう目的で毎年開催している。今回の目玉プログラムは、「女芸人たちの『大奥』~咲くやこの花 上方の乱~」(12月2日)。架空の将軍、徳川米光を演じる桂米團治(よねだんじ)さんの周囲で巻き起こるお世継ぎ争いを喜劇で描く。ほかに、桂あやめさん、めぐまりこさん、春野恵子さんらが出演。全席指定で価格は2,700円。

 会場である「国指定重要文化財」の大阪市中央公会堂を生かし、講談師と堂内を巡って、寄贈者・岩本栄之助の物語を講談で聞くプログラム(12月3日、1,700円)も用意する。バレエ一家・法村家の長男、法村圭緒(よしお)さんによるクラシック・バレエの解説・公演「舞踏会へようこそ」(同、1,700円)は、乳児も入場可能。親子で参加できるバレエレッスン(同、700円)も実施する。

 ほかに、即興的パフォーマンスや、バイオリン・チェロ・ピアノのトリオコンサートなどもあり、計6プログラムを実施する。

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