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梅田の「スーホルムカフェ」がディナー刷新 デンマーク国民食など

店内はヤコブセン作品をイメージ

店内はヤコブセン作品をイメージ

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館1階の北欧料理店「スーホルムカフェ アンド ダイニング」は9月1日、ディナーメニューを刷新する。デンマークの国民食「スモーブロー」などの新メニューも加わる。

看板メニューの「ミートボール」(1,350円)

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 2013年に、隣接するインテリア店「アクタス」のプロデュースで北館北端にオープンした同カフェ。店内はデンマークの建築家・デザイナー、アルネ・ヤコブセンの作品をモチーフにデザインされ、高い天井と、白と青を基調とした内装が特徴的。客層では子連れの主婦層からの支持が高い。

 ディナーメニューの改定は開業以来初めて。衣食住各分野を総合提案するチームがアクタス社内に発足したのを機にメニューを見直した。監修は、東京・代官山にあるフランス料理店「アタ」のオーナーシェフ、掛川哲司さんが務める。

 昼夜を通じ最も注文の多い「ミートボール」(1,350円)は、より肉感を残し、ジューシーな仕上がりにする。ソースは、トマトとクリームの2種類を用意。付け合わせに、マッシュポテト、ライトピクルス、リンゴンベリー(コケモモ)を添える。

 新たに加わるのは、オープンサンドイッチ「スモーブロー」(700円~)。「バターを塗ったパン」を意味するデンマークの伝統料理で、黒パンに載った肉や魚、野菜、チーズなどをナイフとフォークで食べる。提供するのは4種類。パンは自家製にこだわり、店内で焼き上げる。イーストを使わず、雑穀を練り込んで重めに仕上げる。

 そのほか、「タルトフランベ」「ヒヨコ豆のファラフェル」も新メニューとして提供する。

 席数は114席。想定客単価はランチ=1,000円、ディナー=2,000円。店名は、ヤコブセンが自ら設計し、ついのすみかにした集合住宅の名称にちなむ。デンマーク語で「スー」は湖、「ホルム」は小さな街の意味。

 営業時間は10時~22時(金曜・土曜・祝前日は23時まで)。

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