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阪神梅田本店で「不可思議な世界展」 箱型眼鏡で妖怪探しツアーも

フェルト作家「なっつん」さんの作品「妖怪ガマグチ」

フェルト作家「なっつん」さんの作品「妖怪ガマグチ」

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 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階で8月8日まで、妖怪やモンスターの関連商品を集めた「不可思議な世界展」が開催されている。

「ゲゲゲの鬼太郎」グッズが並ぶ

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 初開催の同展は、区画の4分の1を水木しげるさんの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」商品を扱う「鬼太郎商店」、残りを作家50人のゾーンで構成。妖怪・モンスターをテーマに作品約1万点を展示販売する。水木さん関連の催事は、2009年に好評だった「ゲゲゲ展」以来。「目に見えない世界を感じて、冷やっとしてほしい」と、2015年11月に逝去した水木さんの初盆に合わせ阪神百貨店が企画した。

 作中で鬼太郎が着ている「ちゃんちゃんこ」(大人用3,780円、子ども用3,240円)や、「一反もめんカフェオレマグ」(1,512円)などを販売。フォトスポットには鬼太郎と「ねずみ男」の大型人形を置き、妖怪たちをフィギュアにしたジオラマも展示する。

 作家ゾーンには、フェルト作家「なっつん」さんが作る「妖怪ガマグチ」(2,916円~)や「ろくろ首ちゃんメジャー」(3,024円)、阪神タイガース色の黄と黒に彩色した「カニ巫女(みこ)ソフビ」など、個性豊かな作品がそろう。

 会場では、妖怪ツアー「妖怪3D『百鬼夜行』」も開催。スマートフォンが付いた段ボール製の箱型眼鏡をのぞき、ガイドと一緒に場内にいる妖怪を探し回る。お知らせ音が鳴ると、風景に妖怪が投映され、飛んだり、踊ったりする。所要時間は約20分で、50匹全て見つけるとシールがもらえる。料金は1人500円。開催時間は10時~19時(最終日は15時まで)。3歳以下は不可。

 阪神百貨店の担当者は「怖い怪物ではなく、親しみやすいキャラクターとしての妖怪がブーム。目に見えないものも理解していこうというのは、まさに水木しげるさんが掘り起こしたジャンル。夏休みに皆さんで不可思議な世界を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。

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