関西を中心に全国54店舗の飲食事業を展開する「きちり」(大阪市中央区)は12月7日、石窯焼ハンバーグ専門店「いしがまやハンバーグ」(大阪市北区芝田1、TEL 06-6376-5678)をオープンした。
いしがまやハンバーグは、「ポピュラーな食べ物なのに専門店が少ない。おいしいハンバーグを作りたい」と今年9月、東京・吉祥寺に1店舗目をオープン。梅田が2店舗目となる。20代後半~30代の食にこだわる女性やビジネスマンをターゲットに、「ハンバーグ屋っぽくなくオシャレに使ってもらいたいのでカフェっぽい雰囲気にした」(営業統括本部の奥西涼子さん)。
店舗面積は約100坪、席数は1階86席、ロフト席14席。店内には、パン焼き窯用に使うフランス産のレンガ石と、ピザ焼き窯用に使うイタリア産レンガ石などを組み合わせたオリジナルの専用石窯を設置。「パン窯用のレンガとピザ窯用レンガを使うことにより、まずうま味を閉じ込めて遠赤外線でじっくり焼き、表面はカリッと仕上げることができる」という。焼き上がったハンバーグは温めた鉄板に押し付けて仕上げ、客席でナイフを入れる。
ハンバーグには、黒毛和牛を父にもつ、同社が提携するオーストラリアの牧場で育った豪州黒牛を使用。メニューは「プレミアムハンバーグステーキ レギュラー」(200グラム、1,360円)、「同 ダブル」(200グラム×2個、1,960円)。いずれもライス、スープ、サラダバーが付く。ソースは、しょうゆベースの「オリジナルソース」、「にんにくしょうゆソース」「デミグラスソース」「ねぎ塩ソース」から選ぶことができ、「目玉焼き」「レッドチェダーチーズ」「和風おろし」のトッピング(各150円)も用意する。ハンバーグにエビフライ、フライドポテトなどが付いた「プレミアムハンバーグステーキ キッズプレート」(680円)も。
奥西さんは「スタッフのフレンドリーさなど『おもてなし』を加え、今までにないハンバーグ屋を目指したい」と話す。今後は郊外のロードサイドなど多店舗展開を計画する。
営業時間は11時30分~23時。