中之島一帯を光で彩る祭典「OSAKA 光のルネサンス」開幕を前に12月1日、大阪市庁舎(大阪市北区中之島1)壁面のロープツリーが点灯した。
大阪の風物詩として定着し、今年で8回目を迎える「OSAKA光のルネサンス」。2008年は約138万人が来場したが、会場を広くしたり関連イベントが増えるなどで昨年は304万人の来場者を記録した。
昨年から始まった大阪市庁舎の3階~7階壁面を利用した「スターライト・シティ・スクエア」のロープツリーは、ゴールドのオペラカーテンの中央にツリーを配したもので、昨年のデザインを残しながらもゴージャスにバージョンアップ。玄関には、2頭の馬がカボチャの車を引く様子をかたどった「イルミネーション馬車」も初登場。
初日には点灯式が行われ、平松邦夫大阪市長が同イベントの見どころを紹介。市長と集まった市民のカウントダウンによりイルミネーションが点灯し、点灯すると拍手や感嘆の声が上がった。点灯後、平松市長が「皆さん、イルミネーション馬車の前でどうぞ記念撮影をしてください」と呼びかけると、点灯式に集まった人々が続々と詰め掛け、それぞれに撮影を楽しんだ。
市庁舎1階ロビーでは、昨年に引き続き「中之島おもてなしカフェ」を展開。昨年好評だった、国産豚を使用したカツサンド、チップス、ドリンクとエコバッグをセットにした「OSAKAワンダフルソース カツサンドセット」(1,000円)のほか、たこ焼きをトロトロのチーズに絡めた「たこやきチーズフォンデュ」と大阪産デラウェアを使ったスパークリングワイン1本のセット(1,500円)などをを用意。スパークリングワインは、たこ焼きと合わせる「TAKOシャン」か、同イベント限定のロゼスパークリング「HIKARIシャン」から選ぶことができる。単品メニューでは、浜松のご当地スイーツ「治一郎のカップバウム」(450円)などのスイーツや、ホットワイン(500円)、ビール(400円)、ソフトドリンク(200円~)などを提供する。
今月10日までは、「スターライト・シティ・スクエア」、市庁舎南側の「中之島イルミネーションストリート」の点灯のみ。点灯時間は17時~22時。11日からは中之島一帯でライトアップやさまざまなイベントが開催される。今月25日まで。