12月2日より営業を開始する「中之島アイススケートリンク」(大阪市北区中之島4)のグランドオープニングセレモニーが1日に行われ、トリノオリンピックゴールドメダリストの荒川静香さんが登場した。
今月11日に開幕する「OSAKA光のルネサンス2010」の連携事業として、実行委員会とキョードー大阪が連携し、西会場に設置した屋外スケートリンク。縦20メートル、横40メートルのリンク中央にはクリスマスツリーを飾り、リンク外周はイルミネーションで彩る。施工には、製氷5日間を含む約3週間を要した。夜間営業も行い、ナイトスケートも楽しむことができる。
都心にできたスケートリンクについて、オープニングセレモニーに登場した荒川静香さんは「普段行かない人も気軽に行けるのでいい。ニューヨークやバンクーバーでも多くの人が楽しんでいたし、もっとこういう施設が増えればうれしい」と話す。スケートの楽しみ方については「恐怖感はほかに置いておいて、どんな感覚かをまず楽しんでほしい。滑り方は無く、まずスーッと一歩踏み出してほしい」。
クリスマスツリー点灯式の後には、荒川さんがスケーティングを披露。「イナバウアー」などの技と華麗なスケーティングを披露した。セレモニーに出席した平松邦夫大阪市長は「荒川静香さんが滑り初めしたこのスケートリンクに、ぜひ来てください」とアピールした。
セレモニー終了後、荒川さんは市内の子どもたちにスケートを指導。スケーティング時の手の位置や、スピン時の足の向き、笑顔を作ることなどを教えた。
滑走料は、高校生以上=1,500円、中学生以下=1,000円。貸し靴料=300円、観覧料=500円。営業時間は12時~20時(金曜・土曜は21時まで)。12月10日~25日はクリスマススペシャルウイークとして22時まで営業する。2011年2月27日まで。