「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース、ディーン・デュボア両監督が来阪

「ヒックとドラゴン」のディーン・デュボア監督(写真左)とクリス・サンダース監督(同右)

「ヒックとドラゴン」のディーン・デュボア監督(写真左)とクリス・サンダース監督(同右)

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 ドリームワークス・アニメーション制作の3Dアニメ映画「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース監督とディーン・デュボア監督が8月7日の公開を前に来日し、ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2)で映画のPRを行った。

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 日本でも2003年に公開された「リロ&スティッチ」を手掛けた両監督による最新作の同作品は、少年とドラゴンの出会いと友情を描いた児童文学が原作で、勇ましいバイキングと野生のドラゴンとの戦いが続く神話の世界が舞台。何をするにもさえない少年ヒックはけがをしたドラゴンのトゥースと出会い、警戒しながらも互いに距離を縮めていく。本来なら敵同士の少年とドラゴンの友情が奇跡を起こす感動ファンタジー作品。

 「初めてのCG映画、3D映画で学ぶ楽しみもあった」というサンダース監督は、「ファンタジー作品なので3Dを生かせるチャンス。3D効果をフレッシュに保つためにわざと奥行きを深くしたり浅くしたりしている」と話す。

 両監督とも宮崎駿監督作品が好きで、「ドラゴンが大空を飛ぶシーンは、『紅の豚』や『風の谷のナウシカ』などでディテールに凝っているところに影響を受けた」(デュボア監督)といい、作品に登場するユニークな特徴を持つ数種類のドラゴンについて、「本当に存在すると思わせるように、ヘビ、ウシ、オウムなど実際の動物にありそうな行動を取り入れた。名前は変えているが原作に出てくるもともとのトゥースのデザインも映画の中に登場する」(サンダース監督)と明かす。

 デュボア監督は「自分が敵だと思っているものの目を通して物事を見るのも大切。恐怖を一歩乗り越えてみると、敵でも怖くないかもしれない」と作品に込めた思いを話した。

 公開は8月7日。梅田ブルク7、TOHOシネマズ梅田ほかで上映。

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