映画「瞬 またたき」舞台あいさつに北川景子さん、岡田将生さん-Kさんの弾き語りも

左からKさん、岡田将生さん、北川景子さん、磯村一路監督

左からKさん、岡田将生さん、北川景子さん、磯村一路監督

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 梅田のブルク7(大阪市北区梅田1、イーマビル内)で5月26日、映画「瞬 またたき」の特別先行上映舞台あいさつが行われ、主演の北川景子さん、岡田将生さん、磯村一路監督、主題歌を歌うKさんが登壇した。

主題歌を披露したKさん

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 交通事故で突然恋人の淳一(岡田将生さん)を亡くし、一人生き残った泉美(北川景子さん)が、事故のショックで失った記憶を取り戻そうと、つらい過去に向き合いながら最後に何が起こっていたのか記憶をたどっていく姿を描く。原作は河原れんさんの同名小説。

 舞台あいさつに登場した北川さんは神戸出身。中学・高校は大阪・玉造に通っていたといい、「故郷に帰ってきた感じです」と話すと、客席からは「おかえり」の声も。北川さんが「ただいま」と応えるなど会場を和ませていた。事故で恋人を亡くした泉美を演じた北川さんは「私生活で恋人を失ったことがないので、想像で演技をするのが難しかった」と振り返り、「つらいシーンもあったけど、合間に岡田君とのシーンがあっていい気分転換になった。岡田君と一緒にできて良かった」と話すと、岡田さんは「ものすごいラブコールですね」と照れながら、「僕も一緒にできて良かった」「(淳一は)思い出として描かれているので、感情の流れが難しかった」などと振り返った。

 舞台には主題歌を歌うKさんも登壇。「昨年の今ごろから曲を作り始めた。映画や台本を何度も見ながら作った」といい、「映画とのコラボという部分を大切にした」と話す。「会えなくなった寂しさより、また会えるかも、会えてよかったという前向きな気持ちを表現した」と話し、ピアノ弾き語りで主題歌「会いたいから」を披露。客席で生歌を聞いた北川さんは「鳥肌立っちゃいました。聴くだけで映像が浮かんでくる。感動した」と興奮気味に話した。

 最後にメッセージを求められた4人は、「見る人の状況によって響くシーンが違うと思うが、今の一瞬を大事にしようという心を取り戻すことができる映画」(北川さん)、「とても切ないラブストーリーだが希望もある」(岡田さん)、「岡田さんの笑顔と、北川さんの悲しそうな泣き顔がすてきです」(磯村監督)、「深いメッセージを教えてもらった。寂しさの後の前向きな気持ちを探してもらいたい」(Kさん)とそれぞれ話した。

 同作品は6月19日より、梅田ブルク7、シネマート心斎橋などで公開。

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