「関西を元気にする会」(事務局=大阪市北区中津、TEL 06-6375-4841 クイック内)のジュニア会員らが3月15日、社会貢献活動の一環として「OSAKAクリーン活動」を行った。
「関西を元気にしたい」――そうした思いを持つ経営者たちにより2000年7月に設立された同会。交流会や勉強会を通じて経営のあり方を研さんを積むとともに、株式公開を目指す企業を育成することで関西経済活性化への寄与を目指している。
今年で10周年を迎えるにあたり、「活力ある関西を取り戻すためにはベンチャー企業の育成が必要」と昨年7月、若手経営者の育成を目的とした「ジュニア会」の立ち上げを構想し、13社の若手経営者らが入会し発起した。
ジュニア会では、本会員と合同での「新年互例会」「社長会」「ビジネスプラン発表会」などのほかに独自の行事を企画。セミナー開催後に講師を交えた懇親会や、飲みながら学ぶ「TAMARI BAR」を開いたりするほか、社会貢献活動を予定している。
今回は、ジュニア会員の経営者と、その経営者が声を掛けた非会員の経営者ら計10人がクリーン活動に参加。初めは「梅田の中心部は意外とゴミが少ない」と話していたが、「植え込みの中や溝など目に付きにくいところにゴミが多い」と、雨の降る中ゴミ拾いに精を出した。
クリーン活動終了後は懇親会が行われ、ジュニア会担当理事のエクス抱厚志社長は「小さなことからコツコツと。『地球に優しく関西を元気に』をモットーに、みんなで関西を盛り上げていきましょう」と会員らに呼びかけた。同会では100社の入会を目標にジュニア会員を募集している。