大阪天満宮で「巻き寿司千人いっせい丸かぶり」-ノリのセールも

昨年の様子。大阪天満宮での開催は8回目

昨年の様子。大阪天満宮での開催は8回目

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 大阪天満宮(大阪市北区天神橋2)で2月3日、1,000人に無料で巻きずしを配布し、恵方を向いて食べる「巻き寿司千人いっせい丸かぶり」が開催される。大阪海苔協同組合(菅原町)が主催する。

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 当日、今年収穫された新ノリのチャリティーセールも行う。有明産を中心に瀬戸内海産、三重県産など全国の漁業協同組合のノリで、焼きノリ(一帖=150円、市場価格400円)、すしノリ(同100円、同300円)を販売。売上金で車いすを購入し、大阪市社会福祉協議会などに寄付する。

 節分にその年の恵方を向いて願い事を念じながら巻きずしを無言で丸ごと食べる風習の発祥について、同組合では「諸説あるが江戸時代後期より大阪・船場の商家で行われていた説が有力では」としている。戦後には衰退していたこの風習を32年前、当時のノリ業界の一つ「大阪昭和会」がチャリティーを目的としたノリの販売や「巻き寿司早食い競争」などで再現し今日に至る。1月31日には道頓堀でも33回目となる同セールと「巻き寿司丸かぶりコンテスト」が行われた。

 「巻き寿司千人いっせい丸かぶり」には参加整理券が必要。整理券配布は10時30分~。巻きずしとの交換は11時40分~。ノリのチャリティーセールは10時30分~13時(売り切れ次第終了)。

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