日本を代表するロックミュージシャン、忌野清志郎さんの企画展「個展 忌野清志郎の世界」が1月27日から、HEP HALL(大阪市北区角田町、HEP FIVE8階、TEL06-6366-3636)で始まる。
忌野さんは1970(昭和45)年にロックバンド「RCサクセション」のフロントマンとしてデビュー。1991年のバンド活動休止後もソロ活動や多くのミュージシャンとの競演ライブを積極的に図る一方で、俳優業や絵本の執筆など活動は多岐にわたった。デビュー40周年のアニバーサリーイヤーにあたる今年は、スペースシャワーTVによる厳選された永久保存版ライブDVDの発売(2月10日)、未発表のままだったソロアルバム「Baby#1」が発売(3月5日)されるなど、新たな展開が予定されている。
生前の忌野さんの意向により2008年から計画され、タイトルも忌野さん自身が名付けた同展では、自画像や静物画など少年時代から2009年までに描いた作品100点以上や、パンフレットやステージ衣装などのツアーグッズ、忌野さんが被写体となったアーティスト写真を展示する。
プロモーションビデオに貴重なオフショット映像を織り交ぜた個展限定のスペシャル映像(日替わりで7種類)を上映するなど忌野さんの「作家」としての一面のみならず、「忌野清志郎という世界」を創り上げてきた軌跡を振り返ることができる。展覧会と連動した作品集「忌野清志郎の世界」(3,200円)などのほか、初登場となるオリジナルグッズも販売予定。
開催時間は11時~21時。入場料は、一般=700円、学生=500円、小学生以下無料。2月14日まで。