阪急電鉄、開業100周年で記念列車「ミュージアム号」運行

開業100周年記念列車「阪急電鉄100年ミュージアム号」

開業100周年記念列車「阪急電鉄100年ミュージアム号」

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 3月10日に開業100周年を迎える阪急電鉄(大阪市北区芝田1)は1月12日より、開業100周年記念列車「阪急電鉄100年ミュージアム号」を宝塚本線・箕面線で運行している。同列車は6000系×8両、1編成。

歴代の車両を紹介する車内づりポスター

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 阪急電鉄は、1910(明治43)年に箕面有馬電気軌道として梅田-宝塚間、石橋-箕面間で鉄道の営業を開始。1918(大正7)年には阪神急行電鉄と社名を改め、梅田-神戸間、塚口-伊丹間で営業を開始し、翌1919(大正8)年には西宮北口-宝塚間が開通、1920(大正9)年には今津まで延長した。京都線の発祥は1928(昭和3)年。

 「ミュージアム号」前面・後面には、100周年を記念して制定した「阪急電鉄開業100周年ロゴマーク」を掲げ、車体側面には100周年キャッチコピー「ありがとう一世紀。これからも、ずっと一緒に。」を含むラッピング装飾を施した。

 車内では、阪急電鉄の100年間を振り返るポスターを展開。車内づりポスターでは、「阪急電鉄の100年トレインメモリーズ」として歴代の名車両を写真とともに紹介。「阪急電鉄駅舎の100年」では、宝塚線各駅の開業当初と現在の写真を交え、その移り変わりを紹介する。ドア横の額面ポスターでは、開業から現代までのトピックスを年表形式で紹介、ドア上の額面ポスターでは「知ればなるほど~阪急電鉄の豆知識~」を、貫通路上額面では鉄道事業にかかわる記念乗車券を紹介する。

 昨年12月10日には「阪急電鉄 鉄道開業100周年 スペシャルサイト」も立ち上げ、100年史やイベント情報、日本初のカーボン・ニュートラル・ステーションに取り組む新駅「摂津市駅」(3月14日開業予定)などを紹介。宝塚線を中心に11月まで開催するイベントやキャンペーン情報、新コンテンツも順次追加する予定。

 同社広報担当者は「皆さまとともに阪急電鉄100年の歩みを振り返ることで、次の100年に向けて、これからも皆さまからご愛顧いただける阪急電鉄を目指していきたい」と話す。「ミュージアム号」の運行は6月30日まで。

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