梅田ブルク7に久保田将至さん-映画「真幸くあらば」PRで

映画「真幸くあらば」主演の久保田将至さん

映画「真幸くあらば」主演の久保田将至さん

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 来年1月9日公開の映画「真幸(まさき)くあらば」のPRで12月16日、主演の久保田将至さんが梅田ブルク7(大阪市北区梅田1、イーマビル)でインタビューに応じた。

「真幸くあらば」のワンシーン

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 同作品は、久保田さんが演じる殺人を犯した死刑囚の青年「南木野淳」と、尾野真千子さんが演じる被害者の婚約者だった女性「川原薫」との「究極の純愛」を描いた作品。製作は奥山和由さん、音楽監督は森山直太郎さん、監督は詩人の御徒町凧さんで、弁護士役に佐野史郎さん、死刑囚役にテリー伊藤さん、ミッキー・カーチスさんなどの個性派・ベテランのキャストが脇を固めている。

 雑誌「Men’s non-no」「POPEYE」などでモデルとして活躍する傍ら、テレビドラマ「ブラッディ・マンデイ」(TBS系)や映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督)、CMに出演してきた久保田さんは初めての映画主演について、「失うものはないのでヒットしなければ引退を覚悟するぐらいの気持ちでやろうと思った」と話す。公開を目前に控えた現在は「モデルをやりながら映画のPRに全力を注いでいる」と全国の上映劇場で単独PR行脚を行っている。

 久保田さんは「死刑囚の心理が知りたくて本を読むなどしてリアリティーを追求した」といい、約1カ月の撮影期間中は「日を追うごとに『淳』になっていった。精神的に全部消耗した」と振り返る。「奇跡的な交歓」を描いたクライマックスシーンについては「1回目は客観的に見られなかった」「小野さんがここまでやってくれていたんだと思うと、うれしくてしようがなくて涙が出た」。

 主演を務め終えたことについては、「充実感が大きく、一つの区切りになった」と応じ、「詩を見ているような作品。上っ面の出来事ではなく違った側面から見てもらえれば。短的な恋愛に飽き飽きした人や刺激が欲しい人に見てもらいたい」と呼びかけた。

 梅田ブルク7では現在、映画の公開を記念して江川達也さんが書き下ろした公式スピンオフコミック「真幸くあらば:終わりと始まりの夏」(iPhone限定で配信中)の一部を収録したフリーペーパーを配布している(数量限定)。

 公開は1月9日。関西エリアでの公開劇場は梅田ブルク7のみ。

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