OSAKA光のルネサンスに新パフォーマンス登場-御堂筋にも光の列柱

大阪市中央公会堂をスクリーンに映し出す「光絵画」

大阪市中央公会堂をスクリーンに映し出す「光絵画」

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 中之島一帯を光りで彩る「OSAKA光のルネサンス2009」のメーンパフォーマンスと、大阪のメーンストリート・御堂筋のイチョウをイルミネーションで装飾する「御堂筋イルミネーション」が12月12日から始まり、各所で点灯セレモニーが開催された。

同日から始まった「御堂筋イルミネーション」

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 昨年から会場に加わったウエストライトパーク(大阪市立科学館北側公共広場)では、鳥取市「砂の美術館」による砂像「都会に舞い降りた天使の物語II」を展示。昨年の1.5倍にあたる380トンの鳥取砂丘の砂を使い、日本で唯一の砂像彫刻家・茶圓勝彦さんが20日以上をかけ制作した。

 セレモニー会場には、「御堂筋・中之島から人々を明るくするまち大阪」を目指す「OSAKAあかるクラブ」のキャプテン・やしきたかじんさんらが登場。両イベントには700万円を寄付したといい、同クラブ第2弾の活動となる「OSAKA SANTA RUN」のキックオフイベントも行われた。同活動では参加費の一部を、難病と闘う子どもの夢をかなえる支援を行うボランティア団体に寄付するといい、当日はサンタの衣装をまとった約200人の参加者が同か会場ら中央公会堂まで歩いた。

 大阪市中央公会堂周辺の「中央会場 光のフェスティバルゾーン」には、フランスの都市景観を感じさせる演出を行う「フランス・デ・ルミエール」が今年初登場。大阪市中央公会堂をスクリーンに、フランスと大阪の交流のシンボルとなる平和の鐘に両都市の花をデザインした「光絵画」が映し出された。同公会堂から東側の中之島通りには、「シャンパン」をテーマに白と金を基調とした光の演出「エールフランスアベニュー」が登場。両演出は今月19日、20日、23日の17時ごろ~21時30分まで。中之島図書館で行われる光と音楽のエンターテインメントショー「ウォールタペストリー」は開始後すぐ1時間待ちの列ができるなど今年も人気を集めている。

 新しく生まれ変わったバラ園、剣先公園の「東会場 ローズライトガーデン&イーストライトパーク」には、水面に浮かぶ「フローティングイルミネーションツリー」や雪だるま、人気キャラクターなどさまざまなイルミネーションが登場。ミュージシャンのライブや、全国各地の「うまいもん」を集めた「絶品縁日」も出店する。「OSAKA光のルネサンス2009」の開催時間は17時~23時。今月25日まで。

 御堂筋の淀屋橋~中央大通間の約1.2キロ、約350本のイチョウにイルミネーションを施す「御堂筋イルミネーション」も同日から開始。府民や企業からの1億円を超える寄付金と、それと同額の府の負担金により運営するもので、沿道のビル24カ所も協力しライトアップする。点灯時間は日没後~23時。2010年1月31日まで。

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