ザ・リッツ・カールトン大阪（大阪市北区梅田2、TEL 06-6343-7000）は、今月16日に発売された「ミシュランガイド京都・大阪2010」で直営レストラン2店が1つ星を、ホテルとしては大阪地区で最高の評価となる5つのパビリオンマークを獲得したことを記念し、特別メニューの提供を始めた。

1つ星を獲得した中国料理「香桃（シャンタオ）」

　1つ星を獲得したのはフランス料理「ラ・ベ」と中国料理「香桃（シャンタオ）」。伝統的なフレンチをもとにした独創的な料理を美しい盛り付けで提供する「ラ・ベ」は同ホテルのメーンダイニング。料理は「そのカテゴリーで特においしい料理」を表す1つ星を獲得し、「レストランのもてなし、しつらえ、器など内装や外観、サービス」などの快適さを5段階で評価する「フォーク／スプーン」マークでは、「豪華で最高級」を表すマーク5つを獲得した。

　中国料理「香桃」は、本場中国出身のシェフによる素材にこだわった本格的な広東料理やバラエティー豊富な点心を提供するレストラン。中国茶のソムリエともいえる、中国政府公認のライセンスを持った「評茶員」も常駐し、約30種の香り高い中国茶を楽しむこともできる。同店は料理で1つ星を獲得、快適さでは「非常に快適な」を表すマーク3つを獲得した。

　特別メニューは「各シェフの魅力を一度にお楽しみいただける、シェフのスペシャリテをコース仕立てにしたメニュー」で、「ラ・ベ」ではランチ（9,040円）、ディナー（2万2,600円）、「香桃」ではランチ（7,910円）、ディナー（2万340円）のコースを用意する。

　総料理長のロン・ピエトゥルーシュカさんは「名誉ある賞をいただき大変光栄。この結果を受け止め、現状にとどまることなくお客さまによりご満足いただけるお料理やサービスを提供できるよう、これからも努力していきたい」とコメントを寄せ、同ガイド発売後は「今までお越しいただいたことのない新しいお客さまからも予約をいただいています」（同ホテル広報の浜田理絵さん）という。

　営業時間は各店とも、11時30分～14時30分、17時30分～21時30分。