阪神梅田本店が全館リニューアル-洋菓子売り場を大幅に拡大

関西初出店「グランフール」のマカロンラスク

関西初出店「グランフール」のマカロンラスク

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 阪神梅田本店(大阪市北区梅田1、TEL 06-6345-1201)は7月より順次進めていた改装を終え、8月26日に全館リニューアルオープンした。初日には阪神タイガースのマスコット「トラッキー」も1日店長として登場した。

野菜などを使ったブラザーズの「カラーわらび」

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 今回のリニューアルは「『暮らしやおしゃれを気軽に楽しみたい、百貨店が大好きな50代と30代の女性』に向けて、日常性と生活感、親しみやすさと値ごろ感、にぎわいのある『阪神らしさ』に磨きをかけ、幅広いお客さまのニーズにお応えできる百貨店」(同店)を目指すもの。改装費用は約12億円で、2009年度通期860億円の売り上げを目標にする。

 今月20日から順次リニューアルオープンしている地下1階洋菓子売り場には、新店12店舗が登場。東京・中目黒で評判の「グランフール」は大阪・南森町に工房を設立し、ドリンクや国産フルーツ、ショコラテイストのマカロンを提供。関西ではなじみ深いミックスジュース味のマカロンも。

 阪神電鉄西宮駅近くに本店を構える「ブラザーズ」は、野菜やフルーツを使った色とりどりの小さなバウムクーヘン「カラーバウム」(直径=7.5センチ、252円)を販売。低カロリーで誰にでも親しまれる「わらびもち」に工夫を凝らした「カラーわらび」(280円)も考案し、フルーツや野菜などを用い約20種をそろえる。同じく西宮の成果卸売市場にあるフルーツケーキが人気のパティスリー「アローツリー」や、フルーツをふんだんに使用したフルーツタルトを中心に販売する「ハナフル」も登場。群馬・高崎に本店を構え、保存料なしのフランスパンを用いて作られるラスク「グーテ・デ・ロワ」をはじめ、サブレや焼き菓子をそろえる「ガトーフェスタ ハラダ」も関西初出店。

 1階の化粧品売り場には、新たにボディーケアの新規ブランドを導入。死海のミネラル豊富な塩や泥を採取し配合した商品を扱う、イスラエル生まれのボディーケアコスメ&バスプロダクトブランド「サボン」(今月31日オープン)や、オーガニックコスメやオーガニックアイテムをセレクトしたイタリアの「テラクォーレ コレッツィオーネ」など、ボディーケアコスメを集積したゾーンが登場する。

 1階にあったアクセサリー売り場は2階に移動。オリジナルジュエリーと各国の新進デザイナーアクセサリーをセレクトする「カナル4℃」や、日本のクリエーションをテーマに国内のデザイナーが作るアクセサリーのセレクトショップ「drama H.P.FRANCE(ドラマ アッシュ・ペーフランス)」などの新店も登場する。

 西日本最大級の売り上げと品ぞろえを誇る「ジーンズハウス」は2階から3階へ。新ブランド(レッドカード、マニュアルレイバー、リプレイなど)の導入、人気ブランドの品ぞろえを強化。フィッティングルームはベビーカーと一緒に入ることができる広めのタイプを含め12室を用意する。

 ほかにも、キャリア女性の通勤スタイルを提案する次世代型ブランド編集ショップをオープンする(3階)ほか、阪急うめだ本店からブランドを移設し、西日本最大級の規模に拡大する「Sサイズ婦人服」(4階)など充実をはかる。

 今月の営業時間は、地下1階~4階=10時~20時30分(それ以外のフロアは20時まで)。
日曜・祝日=10時~20時。

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