新梅田シティで「梅田七夕」-仙台の手作り七夕飾りで街に彩り

「梅田七夕」では、仙台の七夕祭りで使われる飾り玉を設置

「梅田七夕」では、仙台の七夕祭りで使われる飾り玉を設置

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 新梅田シティ(大阪市北区大淀中1、TEL 06-6440-3899)で現在、仙台の七夕飾り「飾り玉」や「吹き流し」を飾り付けた「梅田七夕」が行われている。

梅田スカイビル1階タワーイーストロビーの七夕飾り

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 「七夕といえば、東北三大祭の仙台七夕まつり。七夕飾りを借りられないか仙台に問い合わせた」(広報担当者)のが2006年。以降、一足先に仙台の七夕まつりの雰囲気を味わってもらおうと、仙台の祭りでも使用する飾り玉や吹き流しを仙台から取り寄せ都市交流を図っている。

 梅田スカイビル1階タワーイーストロビーと空中庭園展望台入口ホールには、七夕飾りを手がけて120余年の鳴海屋紙商事(仙台市)の協力による約4メートルの飾り玉を設置。青竹に飾られた笹飾りは、1個を10人で1日かけて仕上げたものだという。滝見小路地下飲食街では、色とりどりの小さな吹き流しが華やかに館内を彩っている。

 期間中はイベントも開催。7月4日・5日・7日には、スターポケットで「笹舟燈籠」を実施。18時30分から1日先着400人に笹舟を配布し、19時30分から点灯する。各日、関西大学ジャズ研究会らがライブ演奏を披露するほか、滝見小路地下飲食街ではヨーヨーすくい、かき氷、牛タンなどの縁日が登場する。

 昨年までは子ども連れのファミリーの来場が目立っており、「カップルが願い事を書いたり、外国人観光客が日本の七夕風情を楽しんだりする様子も印象的だった」(同)という。「仙台七夕まつりの装飾と日本の伝統行事の七夕イベントを、大阪の近未来的な梅田スカイビルの中のレトロな街で楽しむという貴重なコラボをお楽しみいただければ」とも。

 七夕装飾は8月8日まで。

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