中崎町で「日韓インディーズ・アニメ映画祭」-作品通じ作家の交流も

日韓のインディーズアニメーション作家6人の座談会では、お互いの制作事情などについて意見交換

日韓のインディーズアニメーション作家6人の座談会では、お互いの制作事情などについて意見交換

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 日本と韓国のインディーズアニメーション作品を上映する「韓国インディ・アニメーション映画祭with アニメーション・スープ」が4月4日から、中崎町で始まった。

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 2005年から韓国で始まったインディーズアニメーションだけを集めた「インディ・アニフェスト」に昨年、関西を中心に活動する短編アニメーション上映会の企画団体「アニメーション・スープ」がゲスト上映したことがきっかけで今回の上映展が決定した。大阪での開催は初めて。

 開催初日、大阪韓国文化院(大阪市北区中崎2)では日韓のインディーズアニメーション作家のトークショーを開催。「アニメーション・スープ」の代表ヨシムラエリさん、昨年「インディ・アニフェスト」でグランプリを受賞したパク・ジヨンさんら日韓のアニメーション作家6人が登壇し、「活動のスタンスや方向性」「作品の素材や手法」「互いの国のアニメーションについてどう思うか」などの意見交換を行った。

 続くオープニングパフォーマンスでは、オルガニート(手回しオルゴール)を使ったパフォーマンスユニット「雷蔵(らいぞう)」が、パク・ジヨンさんの映像作品とコラボレーション。パンチで穴を開けたシート状の「楽譜」には「雷蔵」オリジナルのものを使用し、演奏を披露した。

 期間中、市内2カ所の映画館では、過去に韓国で上映された約70作品を「Keep Your Eyes(想像があなたの脳を刺激する)」「Old but New(伝わっていく身近ながら見慣れない物語)」などのテーマで8プログラムに分けて上映するほか、日本の短編作品36作品(2プログラム)を上映する。

 開催は今月17日まで。会場は、10日まで=PLANET+1(北区中崎2)、11日~17日=シネ・ヌーヴォX(西区九条1)。チケットは、1プログラム=1,000円、3プログラム=2,400円、5プログラム=3,500円。

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