阪急電鉄は4月1日より、京王電鉄（東京都多摩市）との特別タイアップ企画「電車・バス マナー川柳 東西戦」を実施し、「電車・バス車内でのマナー」をテーマにしたマナー川柳の募集を開始した。

　阪急電鉄では過去に5回、快適な車内環境作りを目指すため一般から「マナー川柳」を募集し、ポスターなどで優秀作品を発表。マナー向上の啓発活動を行ってきた。今回は「京王電鉄、阪急電鉄ともに別々にマナー川柳を募集してきたが、快適な車内環境を提供し、地球に優しい公共交通機関の利用促進を促すための手段としてマナー川柳に取り組む両社の方向性が一致したため、PRの拡大・話題性を狙ってタイアップを行った」（阪急電鉄広報担当者）。

　今回は、両社の応募作品の中からそれぞれ東（京王）と西（阪急）の「横綱」（1作品）、「大関」（3作品）、「関脇」（5作品）の番付を決め、両横綱作品については、以前から京王電鉄のマナー川柳ポスターでイラストを作成する漫画家のやくみつるさんのイラストによりポスターを制作。10月1日より、両電鉄各駅と車内で掲出する。

　応募方法は、ハガキによる郵送またはインターネット。問い合わせは、阪急電鉄 都市交通計画部 マナー川柳係（TEL 06-6373-5206）まで。募集は5月10日まで。