梅田経済新聞の2025年PV(ページビュー)ランキングは、「『ANAクラウンプラザホテル大阪』が閉館 41年の歴史に幕」が1位になった。
ランキングは、今年1月1日から12月11日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「ANAクラウンプラザホテル大阪」が閉館 41年の歴史に幕(10/16)
2. 中之島図書館で「博覧会の展覧会」最終開催へ 万博会場限定スタンプも(12/3)
3. 大丸梅田店の万博公式ストアがリニューアル 売り場面積2倍に(11/4)
4. 大阪駅に「カラダ測定ポッド」 万博「大阪ヘルスケアパビリオン」を先行体験(3/19)
5. 梅田・阪急三番街の豚カツ店「梅八」が55周年企画 3日間限定の特別価格で(1/17)
6. 大丸梅田店で「サンリオ」キャラクターのグッズ販売イベント 2000種そろえる(9/3)
7. 阪神梅田本店に「KASHO SANZEN」 西日本初、白い「萩の月」が看板商品(12/9)
8. 梅田・うめきた公園に「雲海」出現 昼と夜で頃なる演出、開業1周年記念で(8/18)
9. 阪神梅田本店で北海道物産展 ビールと「アテ」の総菜目玉に60店(10/15)
10. リンクス梅田がリニューアル 開業6周年記念し、出店や改装(11/14)
例年、集計期間の長い上半期(1月1日~6月30日)の記事が年間ランキングを占めるケースが多い中、今回は下半期の記事が10位までに8本入った。内容別では、ホテルの閉館が1本、大阪・関西万博関連が3本、店舗・施設の周年イベントが3本、百貨店の催事・新店情報が3本だった。
1位は、10月16日に営業を終了した「ANAクラウンプラザホテル大阪」を報じた記事。最終日の閉館セレモニーには、ホテルスタッフ約150人やOB・OGなど別れを惜しむ人が集まった。幅広い世代に人気が高かったバイキングレストラン「オリンピア」が入る1964(昭和39)年創業の「大阪新阪急ホテル」も1月4日に営業を終了するなど老舗ホテルの閉館が続いた。
2位、3位、4位は、会期終盤には入場予約が困難なほど盛り上がりを見せた大阪・関西万博に関する記事がランクイン。閉幕を惜しむ「万博ロス」に応えたイベントや公式ストアの記事に注目が集まった。「万博マニア」として知られている藤井秀雄さんが2020年から毎年開催する「博覧会の展覧会」は、今回が最終開催となる。2020年の来場者は約2000人だったが、今回は1万人に迫るペースだという。
昨年の年間ランキングに4記事がランクインした西梅田エリアの大規模再開発。3月21日には「グラングリーン大阪南館」がオープンし、「グラングリーン大阪(うめきた2期)」全体の約7割が完成した。全面開業は2027年度を予定する。今後も梅田エリアの動向を見届けていきたい。