イタリアの食文化に焦点を当てる催事「イタリアフェア2025」が11月5日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で始まった。
39回目となる今回は、祝祭広場と催場の2会場で行う。イタリアの郷土料理やスイーツ、ワイン、雑貨などを販売する約30店が出店する。
祝祭広場には、イタリアの喫茶店「バール」をイメージした看板やマーケットテントを飾る。フードやアルコールをそろえる立ち飲みブースを展開する。フードは、北部の町・ベローナの大衆食堂「バーカロ アル ボンピエーレ」の「特製バターとスモークサーモン ゴマのパニーノ」(501円)などを用意する。北イタリアで養殖されたキャビアとワインのセット(4,981円)も用意する。ワインは、ピエモンテ州の赤ワイン「バックグリン」(7,942円)やパンテレリア島の白ワイン「アンフォラ ヤ」(1万1,880円)などをそろえる。トスカーナ地方を拠点とするテーブルウエアブランド「ビトッシ ホーム」の「ゴールドリムブレットプレート」(6,600円)や陶器に魚やフルーツのイラストを手描きする「オーバルプレートS」(6,050円)などの雑貨も用意する。
催場では、「ダ・ローマ」のプロンテ産生ピスタチオを使ったジェラート(1,320円)や「ラ マリアンナ」のスポンジケーキをアーモンド味のマジパンで包んだベルガモの郷土菓子「ポレンタ」などのスイーツを販売。ミラノ発祥とされるクリスマスを祝う発酵菓子パン「パネットーネ」は、2019年開催の第1回「パネットーネ・ワールド・チャンピオンシップ」の初代王者のアレッサンドロ・スラマさんや、カンパーニャ州にあるパン店のシェフのポンピリオ・ジャルディーノさんら6人が出店。「至福のパスタバー」では、日本各地に店を構えるイタリアンレストランのシェフたちがパスタと前菜のセット(2,750円)を日替わりで提供する。
同店広報担当者の米田進悟さんは「大阪・関西万博でイタリアの食や文化に触れ興味を持った人も多い。イタリアの魅力を再発見して楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。11月10日まで。