阪急電鉄とJR西日本沿線の飲食店で利用できるクーポンを入れたカプセルマシンが現在、阪急大阪梅田駅、JR大阪駅周辺に設置されている。
阪急電鉄とJR西日本が沿線の魅力発見を目的に共同で企画した。今年1月、「ガチャガチャ呑み エモい居酒屋編」を初開催し、20代を中心に幅広い世代が利用した。第2弾となる今回は、「ガチャガチャ呑み カンパイ万博編」と題し、カプセルには大阪、兵庫、京都の沿線にある飲食店で使えるクーポンを入れる。梅田エリアの設置場所は、阪急大阪梅田駅1階コンコースWEST広場付近と、JR大阪駅のブックスタジオ大阪店前。
価格は1回100円で、20歳以上が対象。クーポンははずれなしで、特賞=5,000円、1等=2,000円、2等=1,000円、3等=500円、4等=100円の5種類。前回開催時は、クーポン上限金額が2,000円だったが、今回は5,000円に引き上げた。クーポンは所定の金額条件を満たした場合のみ利用可能。
クーポン対象店は、阪急電鉄の大阪梅田駅、十三駅、武庫之荘駅、京都河原町駅など11駅と、JR西日本の大阪駅、福島駅、元町駅、京都駅など8駅の近くにある48店。今回は、「万博」をテーマにしていることから、「東アジア」「ヨーロッパ」「南北アメリカ」「関西ソウルフード」など7つのカテゴリーに分け、多様なジャンルの店を対象にしたという。カプセルには、クーポンに加え、お薦めのジャンルを紹介する紙も入れる。
阪急電鉄えきまち事業部の桃野愛友里さんは「これまで降りたことのない駅で、まだ味わったことのない食文化に出合えるよう企画した」と話す。JR西日本マーケティング本部鉄道マーケティング部近畿営業部の榎本二コラミックさんは「大阪・関西万博の終了後も、思い出を語り合っていただく機会の提供と継続的に関西エリア全体を盛り上げたいとの思いを込めた」と話す。
マシン設置は12月7日、クーポン使用期限は2026年1月31日まで。