あんを使った菓子を集めたイベント「第11回 時をかけるあん」が10月29日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階祝祭広場で始まった。
「シャインマスカット大福とふわどらのパフェ」を提供する「一心堂」
11回目の開催となる今回は「あん×○○」をテーマに、あんとせんべいやパイなどを掛け合せたスイーツや和菓子など約150ブランドの220種類を集める。
会場には、どら焼き生地に粒あんや生クリームを重ね、シャインマスカットをトッピングした「一心堂」の「シャインマスカット大福とふわどらのパフェ」(692円)や、富山県のしろえび米菓専門店「SHIRO SASARAYA(シロササラヤ)」のしろえび煎餅にあんこを挟んだ「あんとろせんべい」(3枚入り=648円、各日予定数100枚)、黒糖を使ったドーナツ生地に自家製こしあんを包んだ「菓匠庵白穂」の「和菓子屋のあんどーなつ」(5個入=864円)、マロングラッセを入れたようかんをカステラで挟んだ「玉嶋屋」の「シベリア」(411円)、粒あんと餅をパイ生地で包んだ「明正堂」の「粒あんパイ」(324円)などをそろえる。10月31日まで限定で、京都府の和菓子店「とらや」のあんとぎゅうひの両方にコーヒーを使う「黒香珠」(540円)を販売する。
47都道府県のどら焼きを集めたコーナーには、「菓子処(どころ)後藤屋」(岩手県)の「どらやきつぶあん」(270円)や「又一庵(またいちあん)」(静岡県)の「静岡抹茶どら焼」(216円)が新登場する。昨年人気だったという「六実」(北海道)の「小樽たるどら栗餅入り」(351円)や「王英堂彦九郎」(東京都)の「虎家●(とらやき、●は喜の異体字で七3つを並べた漢字)」(361円)も用意する。
同店催事担当者の堀仁美さんは「イートイン・テイクアウト共に取りそろえた。スイーツを作っているところを間近で見ながら買い物を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。11月3日まで。