
クマのキャラクター「パディントン」とコラボしたビュッフェが現在、ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2)1階イタリア料理店「スプレンディード」で提供されている。
「アフタヌーンティーブッフェ -サマー シーサイド アドベンチャー with パディントン-」と銘打つ同ビュッフェ。英国の児童小説のキャラクター「パディントン」が旅したフランスやメキシコ、モロッコなど15カ所の海辺にちなんだスイーツとセイボリーを提供する。スイーツは同ホテルエグゼクティブペストリーシェフのフレデリック・モローさんが、セイボリーは同店調理長のアレッシオ・ラ・バルベラさんが、それぞれ手がけた。パディントンの着ぐるみが来店客に旅客券形のメニューを配布するサービスも用意する。
スイーツは15種類。モローさんが薦めるのは、ダージリン風味のクリームとラズベリージャムを挟んだフランス南部の伝統菓子「トロぺジェンヌケーキ」やインドネシア・バリをイメージしココナツ風味のクリームをのせアレンジした「フラン」など。神戸の弓削牧場の牛乳で作った自家製リコッタチーズを詰めるイタリア・シチリアの伝統菓子「カンノーリ」、タイのハーブ・パンダンの葉で香りを付けたもち米ムース、パディントンの大好物・オレンジマーマレードをサンドしたケーキなども用意する。客の目の前で削って提供する「かき氷ステーション」では、抹茶やライム ブルーハワイ、シトラスミックスなどオリジナル含む15種類のシロップとナッツやフルーツなど15種類のトッピングを並べる。
客席にサーブするセイボリーは5種類。ラインアップは、ココナツミルクとライムで仕上げたポリネシアン風セビーチェや香草を利かせたヒヨコ豆のフムス、スケトウダラのフライとハラペーニョをベースにしたチポトレソースを挟むタコスなど。
モローさんは「各国のスイーツに、意外な食材を使うことでオリジナル要素を盛り込んでいる。各地を旅しているような気分で楽しんでもらえれば」と話す。
提供時間は14時30分~17時(120分制)。料金は、大人=6,800円(土曜・日曜・祝日、8月12日~15日は7,400円)、子ども(6~12歳)=3,400円(同3,700円)。9月10日まで。