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大阪市内で周遊型アートイベント 阪急うめだに巨大バルーン作品も

バルーンを1万個以上使った高さ約7メートルの巨大インスタレーション作品

バルーンを1万個以上使った高さ約7メートルの巨大インスタレーション作品

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 大阪の街を巡りながらアートに触れる周遊型イベント「Osaka Art&Design 2023」が5月31日、始まった。

ピンクや白の風船で「海の起源」を表現した作品

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 暮らしの中で気軽にアートに触れてもらおうと企画した同イベント。梅田、心斎橋、京町堀など大阪市内6エリアにあるギャラリーやショップで、日本や世界で活躍するアーティストの個展、作品の展示販売など30以上のプログラムを展開する。梅田エリアでは23プログラムを用意する。

 阪急うめだ本店(大阪市北区角田町8)では6フロアにわたって7プログラムを展開する。見どころは、アーティストユニット「DAISY BALOON(デイジーバルーン)」による作品展示。9階祝祭広場天井には、丸やスティック型のバルーンを1万個以上使った高さ約7メートルの巨大インスタレーション作品「根“生命の集積”」を設置する。1階「コンコースウインドー」には、作品で使った風船を使うくま型のレジン作品「アップルベア」やピンクや白の風船で「海の起源」を表現した作品を展示する。

 祝祭広場では、木材と皮革の端材を合わせてオブジェを作る「COSONCO QS(コソンコクス)」や、海や川の石を使ったブックエンドやスタンドライト「暮らしの石」など14店がアート要素を含んだ雑貨を販売する。8階では、枯れた盆栽の樹を洗浄し色づけした「TOUFU TOKYO」製作のインテリア「re盆栽」を並べるほか、1階ではインテリアブランド「TIME&STYLE」のオリジナル家具や照明、食器をそろえる。

 イベントプロデューサーの青木昭夫さんは「アートは日々の暮らしを彩るための必需品だと思う。イベントを通して、人生を豊かにする人や作品に出合ってもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~20時。6月13日まで。

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