糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた「ほぼ日手帳」の店頭販売を行なう梅田ロフト(大阪市北区茶屋町、TEL 06-6359-0111)に11月27日、「期待しないでおたのしみに!『糸井重里販売見習いツアー』in梅田ロフト」として糸井さんが来店した。
「ほぼ日手帳」は「暮らしを楽しむ道具」として、ユーザーからの声をもとに毎年改良を重ね、現在では「25万人が使う手帳」にまで成長。同サイト内と全国のロフトで販売を行い、ロフト全店の手帳部門で4年連続売り上げ1位の実績を持つ。2009年版は、方眼のサイズが4ミリから3.45ミリになるなど27ポイントが改良されている。
Tシャツに黄色のエプロン姿の糸井さんは「いらっしゃいませ」とあいさつをしながら登場。「(販売は)簡単じゃない。包むときに紙で手を切ったりなど慣れない」と販売の苦労を話した後、手帳や関連グッズなどの購入者に自らほぼ日オリジナルの紙袋に詰めて手渡し、気さくに言葉を交わしたり握手や記念撮影にも応じた。
「毎度吹き出しを出すのに人知れず苦労してますねん。糸井はんはコピーの神様や思うで、ずっとひそかに尊敬してましてん」という大阪のシンボル的存在「くおだおれ太郎」も、糸井さんの隣で購入特典の「梅田ロフト特製 言いまつがいつぶやきシール」を手渡すなど「販売見習いの見習い」として活躍した。
価格は、ナイロンカバーセット=3,500円、プリントカバーセット=3,900円、革カバーセット=6,800円、ヌメ革2009(ホワイト系)セット=10,500円。同日から「ほぼ日手帳のいとこ版」と位置づけるA5サイズの「カズン」(5,900円、通常はインターネット限定販売)の数量限定販売も開始した。