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大阪・堂山町にぜんざい専門店「風鈴崋山」 素材活かし、ビーガンにも対応

黄色が鮮やかな「南瓜ぜんざい」

黄色が鮮やかな「南瓜ぜんざい」

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 大阪・堂山町にぜんざい専門店「風鈴崋山」(大阪市北区堂山町、TEL 080-1475-1044)が11月13日、オープンした。

テーブルに風鈴を飾る

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 熟成肉料理店「梅田 肉ビストロforgiven(フォーギブン)」の昼の時間帯を間借りして、今年8月よりかき氷専門店「スノークラウンカフェ」として営業していたが、今回、ぜんざい専門店「風鈴崋山」としてリニューアルオープンした。スイーツ好きのオーナー、樋口直紀さんが「和菓子のぜんざいは甘すぎると感じ、素材の味を生かした新しいぜんざいを作りたかった」とリニューアルのきっかけを話す。ぜんざいはおわんではなく、スープ用の白い洋食器で提供する。

 同店では、白砂糖の代わりに植物由来の甘味料であるてんさい糖を使い、牛乳ではなく豆乳を使うことで、ビーガンにも対応する。一般的にぜんざいは、あずきに同分量の砂糖を加えるが、同店では約1/10の量に減らし、甘さを抑える。席数は30席で、各テーブルには店名にも入る、風鈴を飾る。

 メニューは、北海道・十勝産の小豆を使った「小豆ぜんさい」のほか、白あんと野菜や果物で作った「薩摩芋(さつまいも)ぜんざい」「栗ぜんざい」「南瓜(かぼちゃ)ぜんざい」(以上850円、ほうじ茶と口直しのピクルス付き)の4種類を用意する。ぜんざいには、焼きもちと甘さを加えていないゆで小豆とゆでた角切りの野菜が添えられ、味や食感の変化を楽しめる。ドリンクはコーヒー、ココア、紅茶(以上500円)の3種類。

 樋口さんは「ぜんざい専門店は大阪初ではないか。スイーツやカフェ巡りが好きな人はもちろん、多くの人に食べてもらいたい。今後は、季節に合わせ、冷やしぜんざいやかき氷もメニューに加える予定」と話す。

 営業時間は12時~17時。

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