大阪新阪急ホテル（大阪市北区芝田1）地下1階のグルメバイキング「オリンピア」（TEL 06-6372-5240）で7月1日より、「子どもが喜ぶ」をテーマにした夏休み限定フェア「キャプテン・オリンピアのバイキング大冒険」を開催している。

カジキマグロをさばくシェフ

　同フェアでは、夏休み期間を含むことから小学生以下向けに参加型デザートを企画。各時間帯に1回ずつパフォーマンスタイムがあり「海賊船から宝を取り戻せ！宝箱スイーツのマンゴーロール」がサービスされる。内容はBGMとともにお菓子の海賊船が登場、海賊船の中から宝箱が出てくる。巨大樽型ゲーム機に剣を刺し、海賊の人形が飛び出すと成功。成功した子どものみ宝箱に見立てたスイーツがもらえるというもの。海賊船の制作は同店パティシエの橋本義一さんが担当。茶色はコーヒーエキス、鉄の錆びた部分は竹炭で色づけしたという。「船の質感や古びた感じを出すのに苦労した」とも。

　同フェアの料理は「夏休みのフェアということで楽しい料理を考えた」と西洋料理料理長の藤村英二さん。最大50キロ以上のカジキマグロを目の前でさばき、日本料理では刺身に、中国料理では魚醤油仕立てで提供する。西洋料理では、カジキマグロに野菜とチーズとトマトシャーベットを乗せた「カジキ鮪とトマトのソルベサラダ風 バルサミコの香り」やカジキマグロとトリュフをクロワッサンにサンドした「焼きカジキ鮪の贅沢（ぜいたく） クロワッサンサンドトリュフとともに」など。クロワッサンサンドは期間中4万個作る予定だという。

　中国料理では「北京」をテーマにメニューを展開。北京ダックを黒いパンにはさみ、こだわりのX.O.醤で作った特製ソースをかけた「北京ダックロースト オリンピア風」や、焼いた卵麺に豚肉と野菜を入れたあんをかけた「タールー麺　あん掛けを竹筒で」など。今後広東料理で「タツノオトシゴなど珍しい食材を使った料理にチャレンジしたい」（中国料理料理長小田敏一さん）と話す。日本料理は豪華な食材を使用。「素材の味を壊さず引き出すことを心がけている」という「鮑の天ぷら寿司 茄子の田楽を添えて」や、「鱧と玉ネギの柳川風」など。

　料金は、月曜～金曜11時30分～13時と土曜・日曜・祝日11時30分～15時＝大人3,600円、月曜～金曜13時30分～15時と土曜・日曜・祝日15時30分～17時＝大人2,950円、全曜日17時30分～19時と19時30分～21時＝大人4,600円。利用は1時間30分まで。フェアは8月31日まで。

カジキマグロをさばくシェフ（関連画像）北京ダックローストとタールー麺調理の実演（関連画像）大阪新阪急ホテルが限定ケーキ－「スイーツ好き」関テレ岡安アナとコラボ（梅田経済新聞）流しそうめんからヒント「たこ焼きスライダー」登場－阪急トップビアガーデン（梅田経済新聞）大阪新阪急ホテル