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大阪・浮田にビール醸造所併設のビアダイニング「センターポイント」

ブリューパブスタンダード代表の松尾弘寿さん

ブリューパブスタンダード代表の松尾弘寿さん

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 大阪・浮田に3月31日、クラフトビール醸造所を店内に備えたビアダイニング「センターポイント」(大阪市北区浮田2、TEL 06-6450-8296)がオープンした。運営はブリューパブスタンダード(中央区)。

店内にあるクラフトビール醸造所

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 窓越しに醸造所を眺めながら自家醸造ビールを飲める同店。2016年4月開業の1号店「テタールヴァレ」(中央区)では、自家製ダークエールが国際的なビール品評会「アジア・ビアカップ」の2017年金賞を獲得するなど評価された。

 「クラフトビールを気軽に味わってほしい」(同社代表・松尾弘寿さん)と、値頃感のある価格(200シーシー=400円、330シーシー=500円、500シーシー=600円)に設定。今回開業する2号店では、白(ゴールデンエール)、黒(ライラースポーター)、琥珀(スケープゴーター)、IPA(TVIPA)の4種類を基本にする。

 料理の目玉は、松尾さんが米ニューヨーク・ブルックリンでほれ込んだという「テキサス流バーベキュー」。自ら店で調理法を教わり、帰国後、味の記憶を頼りに試行錯誤を繰り返した。バーベキュー発祥の地とされるテキサス州の肉料理は、低い温度でゆっくり薫製し、軟らかく仕上げるのが特徴。産地や部位で肉に向き不向きがあり、日本での食材選びには苦労したという。

 店では10時間薫製したブリスケ(牛の胸肉)、牛ショートリブ、骨付き豚バックリブ、骨付き鶏モモ肉、子羊モモ肉を提供する。店頭ショーケースで肉の種類と量(100グラム=1,000円)を選び、会計を済ませて自分で運ぶ。ピクルスやチリコンカン、フライドポテト、ジャンバラヤなどのサイドメニューも9種類(各500円)用意する。

 旧製本工場と住宅の1階をつなげた店内は、店舗面積132平方メートル、うち醸造所が40平方メートルを占める。席数は40席。客単価は3,000~4,000円、目標月商は300万円を想定する。

 会社員が顧客の1号店に対し、住宅街立地のため家族での来店も予想している。表通りに面した席にはブランコ椅子を用意しているが、松尾さんは「大人が座ると酔いの回りがいっそう早くなるかも」と笑う。

 営業時間は15時~23時(土曜・日曜・祝日は12時~)。

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