省エネを考える地球環境イベント「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY2008 Summer」のプレイベントとして、ヒルトンプラザイースト(大阪市北区梅田1)で6月4日、環境セミナー「地球大学@OSAKA」が開催された。
「身近でありふれているが、最も大切な物質の『水』を見直すことで、忘れかけている地球との付き合い方、本来の生命のスタイルを再発見しよう」というもので、環境セミナーホストとして、100万人のキャンドルナイトの呼びかけ人でもある、文化人類学者の竹村真一教授がナビゲート役を務めた。
ステージには、「生きている地球の姿を感じてもらいたい」と竹村教授が開発したデジタル地球儀「触れる地球」を展示。実際の地球の1,000万分の1の大きさで、表面を手でなぞるように触れると映像があらゆる方向に動き、台風発生のプロセスや津波の発生、雲の動きなど地球上で起こる自然現象を宇宙からの視点で見ることができる。セミナーは「触れる地球」を使いながら、「水に満たされた星=水球」としてのありがたさ、地球の水問題の現状やその解決策などをテーマに、約2時間にわたり行われた。
メーンイベントは「西梅田ナイト」(6日)と「茶屋町ナイト」(12日)。両日とも、「みんなのメッセージキャンドルアート」(18時~)や「ペーパーバッグ行灯展」(19時~)など周辺の協力施設でキャンドルを展示するほか、西梅田・茶屋町の各特設会場では、野外アコースティックライブなどを予定し、ソニースタイルストアがサポートする「感じるままにキャンドルナイト・フォトコンテスト」の募集も同日から開始する。20時~22時の2時間は、周辺の施設が消灯に協力する。
雨天の場合は翌日に順延(西梅田ナイトは6日に順延が決定)。順延日が雨など天候不良の場合はイベント開催を中止。
約50年後の地球温暖化の様子を予測(関連画像)「触れる地球」を体験する来場者(関連画像)100万人のキャンドルナイト@OAKA CITY2008 Summer西梅田と茶屋町で「100万人のキャンドルナイト」-今年で5回目(梅田経済新聞)