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バニラ・エア、関空~奄美の新路線発表 年間10万人利用想定

バニラ・エアの五島勝也社長(中央、ブリーゼタワーで)

バニラ・エアの五島勝也社長(中央、ブリーゼタワーで)

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 LCC(格安航空会社)のバニラ・エア(千葉県成田市)は1月10日、関西国際空港発着の奄美大島線を3月26日に開設すると発表した。

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 ANAホールディングスが100%出資する国内で唯一、外国資本が入っていないLCCとして2011年に設立した同社。現在は、国内3路線、国際7路線を就航中。今年2~3月にはさらに国内4路線が加わる。

 同社14番目の路線となる奄美大島線は、片道運賃4,780円~(支払手数料・施設使用料別途)で1日1往復。関空~奄美大島線は、1998年11月まで就航していた日本エアシステム(JAS)以来、19年ぶりとなる。

 2014年9月に運航開始した成田~奄美大島線は年間約10万人の利用があり、新路線でも同程度の利用を想定する。ターゲットは、大学生をはじめとする20~30代の若年層。奄美群島は近く国立公園に指定される見通しで、2018年の世界自然遺産登録も目指している。

 五島勝也社長は「関西には奄美群島出身者が約30万人いると聞く。帰省での利用が基本になるが、ぜひレジャー、リゾートでも利用して豊かな自然を体験してほしい」と話す。

 運行スケジュール(3月26日~4月5日)は、往路(JW873便)=12時25分発・14時10分着、復路(JW874便)=12時25分発・13時50分着。

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