グランフロント大阪(大阪市北区大深町)で8月26日、子どもが手作りした自転車ヘルメットを親がかぶり、2人でランウェイを歩く「大阪チャリヘルコレクション」が開催された。主催はAIGグループ。
自転車の事故数が2015年に全国ワースト1位だった大阪府。今年7月に施行された自転車条例では、自転車保険への加入が義務化された。ヘルメット着用も努力義務とされたが、普及にはほど遠い。
同イベントは、自転車ヘルメットの着用率を上げようと、保険グループのAIGが企画した。テーマは「かぶってお出かけしたくなる わが家のおまもりヘルメット」。事前に開いたワークショップで、子どもたちがヘルメット制作に挑戦し、完成した中から11作品を選抜した。
当日は、北館1階ナレッジプラザに「とまれ」の道路標示が入った青いランウェイを用意。約8メートルを制作者本人と親が並んで歩き、鮮やかに塗装した自慢のヘルメットを披露した。
手製のヘルメットのほかに、木目調や折り畳み式、デザイナーによるオリジナル・ヘルメットなども紹介された。