大阪・北新地に7月4日、土佐わら焼き専門店「わらやき屋　北新地」（大阪市北区曽根崎新地1、TEL 06-6343-3577）が関西初出店した。運営はダイヤモンドダイニング（東京都港区）。

オープンには松村厚久社長も駆けつけた

　高知県で最高の調理法と言われている「わら焼き」を採用し、客の目の前で荒々しく焼き上げるのが目玉の同店。同社の松村厚久社長の故郷であり、観光特使を務める高知県の名物料理「カツオのたたき」の本場の味わいを全国に届けたいという思いでオープンした。2008年11月に東京・新橋に1号店をオープンし、東京を中心に12店舗を展開している。同店は13店舗目で、関西初出店。店舗面積は約33坪で、席数は58席。客単価は4,000円。

　目玉メニューである「“かつを”の塩たたき」（1,501円）や、同店限定で提供する「四万十鶏　もも肉　にんにく醤油わら焼き」（1,50１円）などはわら焼きを採用。そのほか「土佐の日曜市名物　芋天」（637円）や、「うつぼの唐揚げ」（745円）、「土佐ジローの卵かけご飯」（486円）など高知の郷土料理を提供する。

　ドリンクも料理と同様、全国でも「淡麗辛口」の日本酒として有名な土佐の日本酒や、名産であるユズを使った「ゆず酒」など、高知県産にこだわる。特産果実の文旦や、生産量が日本一のショウガを使った果実ドリンクもそろえ、女性でも飲みやすいものも用意する。

　店舗広報部の重田委久子部長は「念願の大阪に初出店することができ大変感慨深い。本場直伝の迫力あるわら焼きをぜひ楽しんで」と話す。

　営業時間は17時～翌3時。日曜・祝日定休。