阪急うめだ本店(大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381)9階の阪急うめだギャラリーで現在、「くまのプーさん展」が開催されている。
1926年にイギリスの劇作家・ミルンが息子のために制作した物語で誕生し、1961年にウォルト・ディズニー「プーさんとはちみつ」で映画化され、世界中で愛されている「くまのプーさん」。同展では「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」の所蔵を中心に、約350点を一堂に展示する。
プーさんのメーンカラーの黄色で統一された会場は、物語の舞台となったアッシュダウンの森を映像と写真で説明し、プーさんの仲間たちや、経緯を紹介するコーナーからスタート。ディズニー映画の原点となった直筆原稿や、彩色原画、スケッチ、初版本、グッズなどの貴重な展示物も。第1作~第4作のラフアニメーションや、ダイジェスト版で上映するコーナー、現役クリエーターによるプーさんも登場し、さまざまな切り口からプーさんの世界観を表現する。
会場には、本国のディズニーランドに眠っていた実物大フィギュアや、同店限定のクリスマス仕様のフォトスポットも用意。一緒に撮影できるプーさんのぬいぐるみも。同ギャラリー担当の上條昭彦さんは「親子や家族、友人でお越しいただき、プーさんに会いに来て癒やされて」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。入場料は、大人=600円、大学生・高校生=400円、中学生以下無料。12月27日まで。