グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館4階ナレッジキャピタル「ナレッジシアター」(TEL 06-6372-6530)で7月18日~21日の4日間、アジア最大級国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 大阪 2014」が開催される。
俳優の別所哲也さんが発起人となり、1999年に東京で始まった同映画祭。2004年には米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、大阪ではナレッジキャピタルが開業1年目の2013年から開催をしている。
大阪開催では「ショートフィルムの新しい楽しみ方」をテーマにプログラムを構成。約20の国と地域から集められ、東京、横浜で開催された同映画祭オフィシャルコンペティション受賞作品から約約70作品を選定し上映する。ナレッジキャピタルマネジャーの山本かおるさんは「カンヌやフランス、台湾等といった国々で開催されている映画祭のプログラムがそろい、各国の文化をショートフィルムで体感できる」と見どころについて話す。
今年は2つの大阪開催独自プログラムも上映。1つは映像クリエーティブ会社のROBOTがセレクトした、普段見る機会の少ない海外広告賞を受賞した作品やアニメーション受賞作品の上映、もう1つはボーカロイド映像作品をセレクトし、映像製作者のトークも交えた初音ミクショートフィルムプログラム。今月18日には、フェスティバルアンバサダーで映画コメンテーターのLiLiCoさんによるトークイベントも予定する。
会期中は、1階「カフェラボ」で同祭コラボメニューの「ショートショートセット」提供も。「元気」「怒」「泣く」「恋」「笑う」の5つのテーマに合わせた限定ドリンクとショートフィルムがセットで、選んだテーマの作品が視聴できるタブレット端末も貸し出す。価格は500円~580円。販売は同祭最終日まで。
「映画を見るスタイルとは何か、そして、映像コンテンツの新しいスタイルは何かを考えていただける機会になれば」と山本さん。
チケットは、1回入場券(当日のみ有効)=500円。