阪急うめだ本店（大阪市北区角田町、TEL 06-6361-1381）9階・阪急うめだギャラリーで6月25日、「エヴァンゲリオン展」が始まった。

初号機 全身　作画参考模型

　総監督の庵野秀明さんと制作会社・カラーが監修する初の本格的な展覧会となる同巡回展では、「新劇場版」シリーズ最新作を含む、生原画や設定資料約300点を初公開。画コンテやレイアウト、原画、動画など約1000点を超える資料も壁一面に展示し、アニメーションができるまでの過程を紹介する。大阪会場からは11月にコミックス最終巻が発売されることを記念し、複製カラー原画5点を新たに追加した。

　同展開催に合わせ、同フロアのアートステージでは会場限定のステーショナリーやタオル、マグカップなどを含めた3000種以上のグッズを販売。大阪会場限定のTシャツやクリアファイルなどもそろえる。祝祭広場では海洋堂によるジオラマ作品を関西初展示するほか、ファッションアイテムの販売、等身大キャラクターフィギュアや高さ2メートルの初号機とロンギヌスの槍（やり）を展示。

　カフェルパンでは「第壱中学校」をテーマにしたコラボカフェを展開し、「ネルフパンケーキ」（1,050円）、「使徒ラテセット」（1,000円）、「A・Tフィールドのブラッドオレンジジュース」（1,050円）などオリジナルメニューを提供。店内壁面にはキャラクターパネルを貼り、スタッフは第壱中学校の制服で接客する。

　前日に行われた内覧会では、エヴァ芸人の稲垣早紀さんが来場。「戦闘シーンの早くて全然わからなかったシーンもストップモーションで見られてやっとわかった。会場がおしゃれな感じなので大人の方に見てもらいたい。こういう形でアニメーションができるって知らない人が見たら、そこが一番感動する。エヴァ好きの人はあんまり知らない人を引き連れてこっちの世界に引き込んでもらいたい」などとアピールした。

　営業時間は10時～20時（最終日は18時まで）。入場料は、一般＝800円、大学生・高校生＝600円、中学生以下無料。7月14日まで。