春バラの見頃を迎えた中之島公園バラ園(大阪市北区中之島1)で5月12日から、「春のローズウィーク」が開催される。
1891(明治24)年、大阪市で初めての都市公園として誕生した中之島公園。大阪市内では、アジアで初開催された世界バラ会議大阪大会の翌年に当たる2007年から市内のバラ園が再整備され、中之島公園では2009年の水都大阪の開催に合わせ一部がオープン。2010年7月末に全面リニューアルオープンした。
現在の中之島公園バラ園は、約1万3000平方メートルに約310品種、約3700株のバラを植栽。中央部にパッチワーク式花壇を配置し、それを囲むようにアーチ式の花壇など立体的なバラの演出が施されている。バラが見頃を迎えたこの時期は、一眼レフで撮影を楽しむ人やスケッチする人、ベンチに座って読書する人など、多くの人が水辺のバラ園で過ごしている。
「春のローズウィーク」では、難波橋階段下にブースを設置し、「本日のおすすめ品種の紹介」や相談会を実施。「バラを中心に園芸や緑化全般の相談にお応えしている」と大阪市建設局公園緑化部協働課担当者。参加無料。開催時間は10時~12時、13時~15時。
今月15日・16日には花博記念公園鶴見緑地ばら園、17日・18日には靭公園バラ園、20日には長居植物園バラ園でローズツアーを開催。ローズツアー、ローズウィークの開催日に合わせ、2カ所以上の公園でスタンプを押した人に記念品を進呈するスタンプラリーも行う。