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中之島バンクスに「みんなの牡蠣小屋」-女川のカキを量り売りで提供

産地直送のカキを量り売りで提供

産地直送のカキを量り売りで提供

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 中之島バンクス(大阪市北区中之島5)WEST棟前水上デッキに1月18日、期間限定店「みんなの牡蠣(かき)小屋」がオープンした。

「北海のホタテ貝」

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 食材を仕入れることで東北の漁業者を支援しようとオープンした同店。「都会の中にある海女小屋」をイメージし、毎日直送される海産物を浜焼きスタイルで提供する。席数は96席。

 カキは店長の小谷光香さんが宮城県・女川町に出向き、実際に食べて仕入れを決めたもので、1キロ(約5~6個)1,000円~のバケツ量り売りで提供。軽く蒸したものを出し、来店客は各テーブルの網で焼いて食べる。3キロ注文する人や追加する人も多いという。

 浜焼きメニューでは、「北海のホタテ貝」(2個800円)、「生でもいけるイカ姿焼き」(700円)の人気が高く、早い時間に品切れになることもあるという。珍味やつまみは、津波で職を失った大船渡の主婦たちでつくる「漁師のおつまみ研究所」が商品化した漁師料理を採用し、「今ここだけ、ドンコのマリネ」(600円)、「三陸サンマの鬼おろしハンバーグ」(850円)などを提供する。「カキの炊き込みご飯」(700円)、「マグロの中落ち丼」(1,000円)などのご飯ものや、「仙台高砂みそを使った漁師のあら汁」(600円)などの汁物、刺し身、干物、鍋など30種類以上のメニューをそろえる。お通しには、境港から直送されるベニズワイガニ(3人で1杯)を出している。

 ドリンクは生ビール(600円)、東北の地酒(1合600円~)、焼酎、サワー、ワインなど約30種。客単価は3,000円。「バケツカキなど、都会では味わえない空気を味わってもらいたい」と小谷さん。

 営業時間は、平日=17時~22時、土曜・日曜・祝日=12時~16時・17時~22時。3月31日まで。

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