梅田や中之島などのアメリカ料理店で11月1日、アメリカ食材を使用した特別料理を提供するレストランイベント「テイスト・オブ・アメリカ2013」が始まった。主催はアメリカ大使館農産物貿易事務所。
「日本ではアメリカンカルチャーやライフスタイルへの関心は比較的高いが、アメリカンフードへの関心はヨーロッパなどに比べて現状低い」と感じる同事務所が開く。東京では2011年から毎年開催するイベントで大阪での開催は今年が初めて。「アメリカ料理のさまざまな魅力を伝え、より多くの人々にアメリカンフードのおいしさを伝えること」を目的に、アメリカの食材を扱う飲食店が期間限定でさまざまなアメリカ料理を提供する。
参加するのは、「ワインキッチン・スープル ヴァン・ヌフ」(中之島3)、「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 大阪」(梅田2)など大阪市内の6店舗。ワインキッチン・スープル ヴァン・ヌフは「アンガス牛 肩ロース肉のアメリカンステーキ 300グラム」(3,800円)、「カルローズ米とセロリのジェノバ風」(400円)、ロウリーズ・ザ・プライムリブ 大阪は「骨付きプライムリブの赤ワイン煮とワイルドライス」(3,300円)を提供する。
ワインキッチン・スープル ヴァン・ヌフの岩田勝巳総料理長は「以前は国産が良いと思っていたが実際にアメリカンビーフを食べてみるとおいしく、赤身が多いのでたくさん食べてももたれない」といい、「肉のうま味を伝えるため南部鉄のグリヤードを使い、アメリカンビーフを焼き上げている」と話す。ロウリーズ・ザ・プライムリブ 大阪の加藤項一料理長は「アメリカは移民が多い国なので、さまざまな料理が融合していて奥深い」と話す。
今月14日まで(店舗により異なる)。